久保寺農園
人の力とほんの少しの道具でできるシンプルな農業を。

By: 久保寺 智 | November 13, 2019


今年は2度も大風でなぎ倒された大豆たち。


倒れた後、すぐに立て直せなかったこともあり「生育に影響出ちゃうかな??」と思っていましたが、特にグレちゃうこともなく、今年もたくさんの実を成らせてくれています。


おかげさまで、今年も変わらずにお味噌作りを楽しませてもらうことができそうです。


うれしいです~♪



僕のような栽培方法をとっていても、大豆はほとんど手がかからずに育てることができるくらい丈夫なお野菜ですので、「自国栽培がもっと増えてもよいものなのにな~」とよく思います。


今は国内で作る妙味が少ないから自国生産量が少ないのでしょうが、醤油に味噌に豆腐に納豆に…って、日本の代表的な食料品が大豆から作られていることを考えると、何と無くさみしい気持ちを覚えるのはきっと僕だけではないと思います。



これから先の未来、世界人口は100億を超えていくという予測もたてられていますが、仮にもしそうなった時に、大豆や小麦などの主要穀物に限らず、輸入食料品全般、今と同じように安定して他国から買い続けることはできるのでしょうかね?? 


これには色々な考え方があり「近年は人口増加が鈍化しているから食料危機の可能性は小さくなっている」というものあれば、その一方で「人口増加による世界的食料価格大高騰」というような説もありますが、過剰な農業生産による土壌疲弊説、自然災害による農地不足説のようなものも合わせて考えると、僕は今の所、「価格大高騰説の方がまだ可能性が高いかな??」と思っています。



そんなことをあれこれ考えていたら、現在の食料品輸入量の大豆や小麦などの穀物シェアが気になったので、財務省公開データで見てみました。
2018年農水産品の総輸入額は約8.4兆円で、そのうち、大豆、小麦の輸入量シェア(金額ベース)は約2~3%程度のようです。(残りは、アルコールや肉や魚、トウモロコシ、冷凍野菜、チーズ、タバコ など)


この数字を見ての率直な感想は「金額ベースではありますが、小麦と大豆って思ったよりシェア低いんですね」です。



そんなに単純なことではないのでしょうけど、これだったら、例えば「アルコールやタバコを我慢して、そのぶん大豆や小麦に当てる」みたいなことも出来そうな数字にも見えてきますので、仮に世界的な食料価格大高騰みたいなことがあったとしても、急激にマズイ事態にはそうそうならないような気もしますが、それでも、自国の食生活の基礎となるような食材に関しては、自国での生産力をなるべく高めていけるような流れがもっと生まれていくと良いな~と思います。


それが、長い目で見た食料安全保障的にもより良い形なのではないかと思いますし、やっぱり、どう考えても自給率って大切だと思います。



と、そんなことをモヤモヤ考えながら、今年も収穫間際の大豆風景を超楽しんでます♪


綺麗だな〜。

Category: 鞘豆 

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By: 久保寺 智 | November 08, 2019


里芋、小松菜、小カブ、コールラビ、キャベツ、ブロッコリー、ミニ白菜、葉大根、赤ケール、生姜、


かぼちゃ、ルッコラ、赤からし菜、四角豆、ピーマン、甘長唐辛子、万願寺唐辛子、さつまいも


の中から7〜10品

By: 久保寺 智 | November 06, 2019


セイタカアワダチソウのお花の季節です。

今日はセイタカアワダチソウのお話と、外来生物についての個人的な考えのお話です。

読了に1〜2分くらいいただいてしまうと思いますが、よろしければご覧ください。



セイタカアワダチソウは、根から出す毒物でライバルとなる周りの植物の生育を抑制する植物ですので、大繁殖して群生を作っている姿を見かけることも多いかと思います。
そんな植物ですので、畑でも嫌われ者になっていることも多いですし、要注意外来種ということもあり、農民以外からも超嫌われていることも多いでしょう。(花粉なんて風で飛ばさないのに、アレルギーの原因にされたりとかもありますしね)


ところが、原産地のアメリカでは草丈も低く、可愛らしいお花を咲かせることから、祖国の花としても愛され、州によっては州花として選定されるほどの人気種であったりもします。
しかもアメリカの野原では弱い存在のようなので、セイタカアワダチソウ(原地ではゴールデンロッド)を守ろうという活動なんていうものが存在する場所もあるようです。
(原産地では、周りの植物がセイタカアワダチソウの出す毒とうまく付き合っていくことができるみたいなので、日本のようにセイタカアワダチソウだけが強くなりすぎていないと言われています)



それとは対照的に、日本の土壌に持ち込まれたセイタカアワダチソウは、周りにその毒に適応できる種が少なかったことから、ライバルのほとんどいない土俵でわんさか大繁殖してしまい、おまけに超巨大化までしてしまいます。

(東京オリンピックの工事のために大量に輸入された木材についてきた種子が瞬く間に広がってしまったと言われています)



巨大化し、自分たちでも信じられないレベルの超大群衆を作り出してしまったセイタカアワダチソウたちですが、それは彼らにとっても非常事態で、その内、自分の毒で自分の身内を蝕むようなエリアまで出てきてしまうことになります。



人間に勝手に移動させられて、未知の環境でただ必死に生きようとし続けてきただけなのに、怪物扱いされて嫌われてしまうわ、自分たちの生態バランスもうまく取れなくなってしまうわで散々たるものだな〜とも思ってしまいます。


まぁそれでも、そんなことは全く気にせずにこれからもガンガン分布を広げていくんでしょうけどね。



人間の移動や物の運搬も自然現象の一つではあると思いますので、こういうことも自然といえば自然なことなのかもしれませんが、セイタカアワダチソウの他にも、人の活動によって怪物化させられてしまった外来生物が数多くいることは間違いないことでしょう。


そんなことから、そのような外来生物たちを、悪名高いコンキスタドール的な扱いで一括りにしてしまうのはいかがなもんでしょう??と個人的には思ったりもします。


とはいえ、人間が持ち込んだからこそ、人間の手でケリをつける的な考え方があるのも分からなくもないですけどね。



ただ、人の都合どうこう、どんな生物も皆必死で生きていますし、命の大小は問わず、そこには必ずそれぞれの進化ストーリーが存在すると思うので、人にとっての損益中心で生き物の存在を計りすぎないようにしたいなーと思います。



まぁ、繁殖力、生存力、環境適応性に優れた動植物が地球上で生き残っていくという仕組みは、外来とか在来とかに関係なく、大昔から変わらない仕組みだろうと思いますので、人が何をどうしようが、大きな仕組みや流れには抗うことはできず、残るものは生き残っていくでしょうし、淘汰されるものは自然に淘汰されていくんだと思いますが。


それにしても、植物は本当怖いくらいにたくましいものです。


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By: 久保寺 智 | November 04, 2019


湿った日の作業用フットウェアを以前から気になっていたグリーンマスターへ。


長靴として使えるもので地下足袋のような薄底ソールは、ベアフットランニング愛好家の僕としてはとても嬉しい仕様です。


アッパーは薄めのネオプレンなのでフィット感や軽量性にも優れていて、長時間作業にも良さそう。


軽アイゼンでアクセスできる所であれば冬季登山にも使えそうな気がするので今冬試してみよ~♪


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By: 久保寺 智 | November 03, 2019


小松菜、小カブ、コールラビ、生落花生、葉大根、赤ケール、空芯菜、生姜、かぼちゃ、


ルッコラ、赤からし菜、ツルムラサキ、四角豆、ピーマン、甘長唐辛子、万願寺唐辛子、さつまいも、


By: 久保寺 智 | November 02, 2019


サラダかぶ、からし菜、ルッコラ、レタスなどなど、サラダで美味しいお野菜たちが賑やかになってきました。
鮮度の高いサラダ野菜の食感や水々しさは、僕にとって快楽性の高いものに位置づけされますので、こだわりの食材や凝ったお料理が持つ特別感や高級感に似たようなものを感じたりするものです♪


高級感というワードで思い出しましたが、最近、NYでフォアグラを提供することを禁じる条例が可決されたみたいですね。
「肥育手段が動物虐待だという批判の高まりを受けて」とのことですが、これなかなか考えさせられます。


文化や倫理観は多様ですから、これに賛成の人もいれば「食文化の多様性の否定だ」とか「そんなこと言ってしまったら全部の家畜が動物虐待になる」など、否定的な意見の人も数多くいます。
僕の個人的な思いだけで言えば、あらゆる生物は別に人間に食べられたいと思って生存しているわけではないでしょうから、今回のように「それちょっと見直してみない??」というような気持ちやアクションが出てくることは極自然なことだと思いますし、無理やりにでも肉を量産しようとする行為自体が少しでも減らせるならそれに越したことはないだろうと思います。


ですので、どちらかというと賛成かな。



この問題に対する数々の賛否意見を見ていると「食肉問題は、本当にデリケートで根深い問題だなー」と思う一方で、ビヨンド・ミートのような企業が取り組む「植物由来の人工肉の開発」や、先日話題になった「3Dプリンタで肉を印刷」みたいな分野の技術が発展、普及していくことに一層の未来性を感じたりもします。


これらの新技術が人類や動物にとっての未来の救世主的な役割を果たし、「生き物を家畜化して食肉を生産する」という行為に潜む、倫理的問題も解決してくれる可能性もあるのかも?? とも思えてきます。



長く人類の生活を支えてきた「天然肉を食べる」という文化自体が、急激にガラリと変わる時代もそんなに遠い未来の話でもないのかな~。



あっ、サラダの話しようと思ってキーボードを打ち始めたんですが、お肉の話になっちゃった…(笑)


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By: 久保寺 智 | October 30, 2019


今年もピーマン2条植え畝の中央に空豆を播きました。


まもなく枯れてゆくピーマンの株は冬に空豆の暴風材的な役割を果たし、落ちてゆくピーマンの葉や実は土壌資源となり、ピーマンを支えていた支柱は春に空豆を支える支柱へ。


こういう循環が覚えさせてくれる「有機らしさ」が僕はたまらなく好きです。

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By: 久保寺 智 | October 26, 2019


私ごとですが、先日、40歳という節目の年齢を迎えました。


思い返すと30代も色々な出来事がありましたが、新しいことにチャレンジすることが多かったこともあり、全体的に時間が随分とゆっくりと流れていたような気がしていて、「あれっ??俺まだ40歳か~」 というような感じにもなっています。



30代はひたすら農に没頭した10年でした。(下記、簡単な流れを①~⑦までの時系列で)


①30歳で脱サラ
②脱サラ後、すぐに1年半ほど農を学ぶ旅へ
③農ライフがあまりにも魅力的な世界過ぎてすっかり夢中になり、本格的に農業研修を受けることを決意
④33歳で自分の農園を開業し、これでもかというくらいに壁に当たりまくり、転びまくっては起き上がり続ける日々
⑤就農3年目くらいで生業としてなんとかやっていけそうな目処がつく
⑥多くの皆さんの支えのお陰さまで、① の辺りで思い描いていたことがなんとなく形になってきはじめる
⑦事業も少し落ち着いてきたこともあり、新しいステージへの扉が開きそうな気がしているんですが、開きそうで開かず、新しい展開のスイッチが入るその時をワクワクしながら注意深くうかがっている今現在。


と、ひたすらに自分の理想の農業ライフを求め続け、農にへばりついた30代の10年です。


今でもうまくいかないと思うことも沢山ありますし、まだまだ不安定になることもありますが、それでも、「あーっ、10年前のあの時に、自分の目指した道は間違えていなかったんだなー」と今も心の底から思います。


軌道に乗るまでの間、経済力なさすぎて、家族にはものすごい迷惑をかけてしまいましたけどね…(笑)



僕は山本周五郎さんが好きなのですが、周五郎さんの言葉で、「人間がこれだけはと思い切ったことに十年しがみついていると、大体ものになるものだ」という言葉があります。


「農業で生きていきたい!!」と志した時には全くその感覚が分かりませんでしたが、ここにきて、はじめてその意味を確認することができたような気がして、「迷わず行けよ、行けばわかるさ」の神髄を体感できたような気持ちになっています。


色々な意味で良い節目です。



しかしこうして振り返ってみると、つくづく色々な人の支えがあって自分は成り立てているんだなーと思います。


いつも周りにいてくださる皆さんには感謝してもしきれない程です。


いつもありがとうございます&これからも引き続きよろしくお願い致します。


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By: 久保寺 智 | October 25, 2019


小松菜、小カブ、コールラビ、生落花生、葉人参、葉大根、赤ケール、ゴーヤ、空芯菜、生姜、かぼちゃ


ルッコラ、赤からし菜、ツルムラサキ、四角豆、ピーマン、甘長唐辛子、万願寺唐辛子、さつまいも、


By: 久保寺 智 | October 23, 2019


ほんっと久しぶりに晴れましたので、今日はトンネルを開けてお野菜たちにたっぷり日光浴をさせてあげました。


お野菜たちが日光を浴びて気持ちよさそうにしている姿を眺めるのも好きですが、光合成時特有の透明感のある葉色を眺めるのはもっと好きです。

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