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- 2021年4月27日
- 2 分
夏の葉物
定植、種まき、草管理、次々と仕事が押し寄せてくる時期になってきました。 やることが多い時期は、「力の入れ所を絞り込む力」と「力を抜ける場面を生み出す力」がいつも以上に大切になってくるように思います。 手の抜き所を作ることができず、あれもこれもに力を入れすぎてしまったり、非効率を時間やパワーで無理やり解決しようとしすぎると、経験上、大体のことがうまくいかないのでそう思っています。 そういう状態になってしまっている時って、僕の場合、自分のことをちゃんと決断できていない時がほとんどなんですよね。 何でもかんでも器用にできちゃう人も世の中には沢山いると思いますが、僕は極めて不器用ですのでそんなことはできそうもないことから、できる限り「自分にとって本当に必要なこと」を熟考するようにしています。 そのようなことから、「全部をうまくやろうとしない」、「あれもこれもに深い所まで手足を突っ込まない」、「切り離す所はちゃんと切り離す」ということを、農作業でも農作業以外でも結構大切に考えています。 僕はキャパが小さいので、あれもこれもやろうとすると割と早めに詰んじゃう
- 2021年4月24日
- 1 分
今週のお野菜セット
ニラ、サラダ小カブ、リーフレタス(2種)、ミニ大根、チンゲン菜、 小松菜、葉人参、ルッコラ、わさび菜、ふき、エシャレット、大豆、赤からし菜、 絹さや、スナップエンドウ の中から7~10品程度


- 2021年4月21日
- 3 分
夏野菜の定植期
トマト、なす、ピーマン、ナス科類の定植時期がやってきました。 先の予報を見る限り、もういつ植え付けても問題なさそうですので、今週~来週あたりで一気にやってしまおうと思います。 今年も問題なく夏野菜の育苗を終えることができ、いつもと変わらないリズムでその定植期を迎えられたことを嬉しく思っています。 人の関係でも出来事でも社会システムでも、目まぐるしい変化をひたすらに受け止め続けることを標準としてしまうような毎日を生きていると、「いつもと変わらない」ということに特別な贅沢感を覚えることがあります。 僕は「 ”いつもと同じ” ということの価値 ∝ 物事の変化量や複雑性の規模。」だと思っていて、常に変化を強いられているような時代だからこそ、いつもと変わらない日常を贅沢に感じたり、それに対しての感動を覚えやすいのだろうと考えています。 つまり、僕が「今日も変わらずに畑仕事ができることの喜び」とか「今日も家族や友人と会話ができる」のような、シンプルな感情に強烈に感激できるのは、情報や事象がコロコロと変化する、複雑で不確かな時代のお陰も少しはあるのかもし
- 2021年4月17日
- 1 分
今週のお野菜セット
ニラ、サラダ小カブ、リーフレタス(2種)、ミニ大根、赤じゃがいも、チンゲン菜、 小松菜、人参、菜花、ルッコラ、わさび菜、ふき、エシャレット、大豆、赤からし菜、 湘南ゴールド、絹さや、スナップエンドウ の中から7~10品程度


- 2021年4月15日
- 2 分
エンドウ、玉ねぎ混植
今年は玉ねぎの余り苗をエンドウの株元に混植しました。 思った以上にエンドウの勢力が強いので、現在エンドウに飲みこまれる3歩くらい手前の状態です。 今、僕の中では、「大丈夫かな?」「ダメかも?」「でも目的は達成できそう」 という3感情が攻めぎあっていますが、このような「今後どう展開するかギリギリで謎」というような場面って結構好きなので、毎日の観察がとても楽しいです。 世の中には、「映画を見る前に、ハラハラドキドキしたくないから」という理由で、ストーリーと結果を聞いてから映画を見るネタバレ支持層のような方たちがいますが、「ギリギリで謎」が好きな僕には、その気持ちは永遠に分かりそうもありません(笑) 写真では片側の玉ねぎしか見えておりませんが、実は反対側にも同じように玉ねぎを植え付けていて、この畝は、玉ねぎで挟み込むようにエンドウが植わっている感じになります。 玉ねぎ、エンドウ間の条間は30㎝とかなり狭めに作ってありますので、現在、エンドウの収穫時の邪魔にはなっていません。 (植え付け時、エンドウの収穫を最優先で考えてデザインしました。) この作型は、
- 2021年4月10日
- 1 分
今週のお野菜セット
ニラ、サラダ小カブ、リーフレタス(2種)、ミニ大根、ねぎ、キャベツ、赤じゃがいも、 チンゲン菜、小松菜、人参、菜花、ルッコラ、わさび菜、ふき、エシャレット、大豆、 赤からし菜、湘南ゴールド、絹さや の中から7~10品程度。


- 2021年4月10日
- 4 分
野菜と草の共生デザイン
にんにく、今年も草むらの中で圧倒的な存在感を見せてくれています。 近所や仲間の農家と話をしていると、「草は野菜の栄養を奪ってしまう…」のような考えを耳にすることも多いですが、僕は必ずしもそうではないと思っています。 もちろん、草の勢力が強すぎてしまうと野菜の成長にとって不利な条件となってしまうことも多いですが、経験上、草が適度にあった方が野菜の調子が良さそうな場面も結構目にしますので、野菜にとっても草にとっても有益な共生デザインのバリエーションって、実際かなり豊富にあるのだろうと考えています。 つまり、畑仕事の中で邪魔もの扱いされがちな草も、野菜の味方にできることも多いということですね。 これはあらゆることに言えることだと思いますが、邪魔ものって、''自分の都合を荒らされた'' というような感情が生み出すモンスターみたいなものですから、上手くスルーするなり、受け入れるなり、味方にするなり、なるべく正面からぶつからないようにしたいものだな~と思います。 今回の草のケースで言えば、「草のせい」ではなく、「草のお陰」みたいに、味方にできるのが一番理想的


- 2021年4月5日
- 4 分
温暖化リスク論と温暖化歓迎論
今年の春は本当に温かいので、野菜がぐんぐん成長します。 こんなに気持ち的に楽チンな早春は初めてかもしれません。 この気温上昇が、自然現象によるものなのか、人間活動によるものの影響なのかは僕には分かりませんが、統計開始から今までの平均気温の推移を見ていると、少しずつ確実に気温が上がってきていることだけは間違いなさそうです。 世の中には、地球温暖化リスク論がある一方で温暖化歓迎論のような考え方もありますが、僕は「どちらが正しいのか??」と問われたとしても、正直いまいちよく分かりません。 そもそもどっちが良いか悪いかで片付けられる程、単純な問題でもないと思っていますので、今の所どっち側にも寄る気はありませんが、今春の野菜栽培のしやすさのようなことを考えると、「ポイントや立場によっては、温暖であることの利点も結構多いんじゃないの??」という考えを持つ専門家の気持ちも分からないでもありません。 僕には地球や自然の本当に欲しているものが何なのかはよく分かりませんので、正直な所、温暖化でも寒冷化でも、自然システムがそういう調整機能を働かせる必要が生じてしまった
- 2021年4月3日
- 1 分
今週のお野菜セット
サラダ小カブ、リーフレタス(2種)、ミニ大根、ねぎ、キャベツ、赤じゃがいも、 チンゲン菜、小松菜、人参、菜花、芽キャベツ、エシャレット、大豆、 の中から7~10品程度。