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- 2021年5月29日
- 1 分
今週のお野菜セット
山東菜、水菜、生ニンニク、玉ねぎ、ニラ、サラダ小カブ、リーフレタス、キャベツ、 大根、人参、小松菜、ルッコラ、わさび菜、エシャレット、赤からし菜、絹さや、 スナップエンドウ、空豆、インゲン、スティックブロッコリー の中から7~10品程度


- 2021年5月29日
- 2 分
形態素に「家」がつく職業
「作家」「小説家」「音楽家」「画家」「漫画家」「陶芸家」「建築家」など、形態素に家がついている職業って、どれも創造性が求められる、芸術的な側面が強い仕事が多いように思います。 農家もおそらくそうである筈なのですが (僕の中では特に)、上記の職業たちと並べてみると、なぜだか毛色が違うというか、スペシャル感や華やかさに欠けてしまうのはなぜだろうか? やりたい人も少なそうで、土まみれで汚ならしいイメージが強かったり、「農家や農業を救わなければ」のように、助けなければならない弱い存在みたいな文脈で語られることも多いからなのか?? と、こんなことはいくら考えてもイメージや解釈の仕方によって変化してしまうので、結局のところ「これだ!!」という答えは導き出せないのでしょうが、僕の個人的なイメージの話をするのであれば ご職業は??と聞かれて、「農家です」と言うと、結構「えらいわねー」というようなニュアンスの言葉が返ってくることも多いので、自然とそんな風に感じてしまうようになっているのかもしれません。 創造性に富んでいて、華やかさのある職業であれば、「えらいわねー
- 2021年5月22日
- 1 分
今週のお野菜セット
生ニンニク、玉ねぎ、ニラ、サラダ小カブ、リーフレタス、キャベツ、大根、 人参、小松菜、ルッコラ、わさび菜、エシャレット、赤からし菜、絹さや、 スナップエンドウ、空豆 の中から7~10品程度


- 2021年5月22日
- 3 分
にんにく豊作
今年はネキリ虫の被害が異様に多いです。 先日、妻にそのことを嘆いた所、 「小さな虫たちのお陰でうちのお野菜は育っているようなものなんだから、少しくらい虫たちに報酬をあげても問題ないでしょ??」 と、いうようなことを言っていました。 虫たちにとってみたら、もはや神ですね(笑) でも、本当その通りだと思います。 慌ただしい時期ということもあるのか、普段大切にしたいと思っていることに全然気を回せていない自分に気づかされました。 広く全体を見ようとしすぎて、足元全然見えていない感じです。 一般的に視野は広い方が良いと思われがちですが、視野を広くも狭くも自由に設定できる能力が高い方がバランスは良いのかも……と思いました。 それはそうと、今年はにんにくが大豊作です。 とても嬉しいです。 ※ニンニクは、確実に年々育てやすくなっていますが、これといって特別な施肥や管理をしている訳でもありません。 「草マルチを重ねながら、太陽光と水抜けと風の通りをしっかり確保する」という極基本的なことを確実に行い、もし葉色が薄かったり元気のない時があれば、草堆肥を米糠発酵させたぼ


- 2021年5月17日
- 2 分
理想的な畑の有機的循環
大根ほりほりしています。 この時期の大根の掘り跡には例年かなりの確率でゴボウを播いています。 大きな根菜を育てる為の事前準備は、大きな根菜にしてもらうに限ります。 植物が起点となって土壌システムの生物活性や物理性が自然と強化され、その過程で生まれる数々の有効副産物を丁寧に活用し、その時の条件に最適な作物を選んで作付けていく。 僕の理想としている畑の有機的な循環ってそういう感じです。 そのような循環を思い描き、畑のデザインやサイクルを考える時間はとても有意義なものです。 コーデックス委員やIFORMなどの国際的に定められている有機農業の定義やガイドラインの中には、 「外部からの投入資材を最小にし、地域に存在する生物資源の循環利用を根底におき、生態系機能を活用して地域の条件に適合した作物を育てる」 というようなことが書かれていますが、それを考えると、現代の有機農業の基準に当てはめてみても、先に述べたような、僕の思う理想的な有機的循環は、かなり有機農業的なのかもしれません。 僕は「他の何かや誰か」のために有機農業という道を選んでいる訳ではありませんので
- 2021年5月15日
- 1 分
今週のお野菜セット
ニンニクの芽、ニラ、サラダ小カブ、リーフレタス、ミニ大根、チンゲン菜、 小松菜、葉人参、ルッコラ、わさび菜、ふき、エシャレット、大豆、赤からし菜、 絹さや、スナップエンドウ、空豆 の中から7~10品程度


- 2021年5月13日
- 2 分
コマユバチの蛹
最近、コマユバチの蛹を至る所で見かけます。(写真は玉ねぎについているものです) コマユバチといえば、モンシロチョウの幼虫(アオムシ)に寄生する ”アオムシサムライコマユバチ” が野菜農家目線では代表的な存在ですが、コマユバチは日本だけでも300種類以上が分布していると言われていて、その全ての種が鱗翅目(チョウやガ)の幼虫に寄生するハチだと言われています。 その中には、ヨトウムシ類、ヤガ系の幼虫に寄生する種類もいるだとか。 僕には繭をみただけではどの種の蜂かの区別はできませんが、この繭条になった蛹を畑で発見すると、畑の生き物が適当にバランスしているような気がして、なんだか嬉しい気持ちになります。 写真のものは、周りの環境から推測すると、おそらくアオムシサムライコマユバチの蛹だと思います。 なぜかというと、この繭の近くの玉ねぎ株にモンシロチョウの蛹が沢山ついていたからです。 アオムシって蛹になる手前で安全なところを求めて旅に出る習性があるからなのか、蛹自体はアブラナ科畝以外の所で見かけることが結構多かったりしますので、今年はかなりのアオムシたちが玉ね
- 2021年5月8日
- 1 分
今週のお野菜セット
ニンニクの芽、ニラ、サラダ小カブ、リーフレタス、ミニ大根、チンゲン菜、 小松菜、葉人参、ルッコラ、わさび菜、ふき、エシャレット、大豆、赤からし菜、 絹さや、スナップエンドウ、空豆 の中から7~10品程度


- 2021年5月8日
- 3 分
果菜苗の定植ラッシュ
最近は風が強い日ばかりでしたので、定植仕事をしばらく控えていました。 当初の予定では夏野菜の定植はもうすべて終わっているはずなのですが、現時点でまだ半分くらいしか植え終えていない状態です。 例年比較だと、なかなか遅れています。 最近は、畑仕事で「やっべー、急がなきゃ!!」という状態になることは少ないので、定植仕事がゆっくりなこと自体は全く問題はないのですが、一方で、畑仕事以外のことでなんだか妙にバタバタしているので、結局、生活トータルでは、「やっべー、急がなきゃ!!」という感じになっている今日この頃です(笑) 色々とそううまくはいかないものですね。 とはいえ、こういうことがきっかけとなって新しい理想が生まれたりもしますので、生活リズムがドタバタでストレスを感じたりすることは特別に悪いことでもなく、更により良い未来を想像できるというようなポジティブな側面もあるのだろうと思います。 なぜならば、自分の理想を知ることで、理想と現状の未来差分を意識し、ストレスなどの不必要なものを減らすための課題を設定しようとするからです。 ストレス→理想的な未来の想像→


- 2021年5月2日
- 3 分
自家採種の本質的価値
空豆、そろそろ採り始められそうです。 例年の空豆栽培は、自家採種の種を全体の8割くらい作付けることを基本としていましたが、今年は違う品種の割合を増やしています。 なぜそうしたかというと、ここ数年で、自家種の品質や栽培安定感が落ちてきているような気がしているからです。 種の採りやすい豆類だとはいえ、品質の良い種をつないでいく為には、高度な目利きや栽培管理、選抜力が絶対的に必要で、「ただ元気な株から採種すればよい」というような単純なものではないのでしょう。 ここ数年、そのようなことを痛感しております。 こういうことがあると特に感じますが、高品質な株や種を選抜し続け、種の品質を守り続けているプロの採種家って本当に物凄いことをやっているなと。 僕はそもそも採種家ではありませんが、素人なりにそれなりにトライしてみた結果、うまく採種できなかったり、長く品質を維持できないことも多いので余計にそう思います。 自家採種って行為そのものが美しいものとされて称賛されるようなことがしばしばありますが、自家採種という行為そのものはなんてことのないことで、栽培目的で考えれば