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「枯れ木に花咲くに驚くより 、生木に花咲くに驚け」


アブラナ科の葉野菜が食べられる季節になりました。


秋の訪れを感じます。


今年は異様に暑く、全然秋らしくないのが少し気にはなりますけれど…。


それでも、季節が確実に進んでいることを畑や野菜が教えてくれます。


江戸時代の思想家、自然哲学者、三浦梅園の言葉で、「枯れ木に花咲くに驚くより 、生木に花咲くに驚け」というものがあります。


僕はこの言葉がとても好きです。


派手で奇跡的なことばかりでなく、日々の当たり前と感じるような事象にこそフォーカスしようということを言い表している言葉です。


枯れ木に花が咲くことは珍しいことなので誰もが驚くことですが、生きている木に花が咲いていることは当たり前過ぎて、うっかりその素晴らしさを見過ごしてしまいがちです。


一見当たり前のようなことの中に潜む尊さに注目することの大切さを梅園の言葉に教えられます。


世の中に当たり前のことは何一つありません。


当たり前のように思えることも、陰で支えてくれている人がいたり、社会の支えがあったり、ただの運だったり、いろいろな巡り合わせの結果、ただそれがあるだけです。


同じ循環で四季が巡り、その季節に適した野菜を採らせてもらえるということも決して当たり前のことではありません。


季節の変わり目には、特にそういうことに思いを巡らせたくなります。

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