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「生き残るための仕事」という考え方にもの寂しさを感じる。



最近、就農相談をよく受けていて、その中で「生き残るためにはどうすれば??」みたいなことを結構聞かれます。


僕は今まで生き残れる確率を考えて自分の仕事を選択したことがないのでその気持ちがよくわかりませんが、そこそこそういうことを聞かれるので、自分の考えている以上に「生き残るための仕事とは??」というようなことを考える人は多いのかもしれません。


僕はこういうこともダーウィンの自然選択説的に考えたい人間ですので、「生き残れる人はたまたま生き残れるだけであり、なにをやったって生き残れない人は生き残れないし、生き残れる人は生き残れるのである。」と思っています。

どんなに計画的にやっていたとしても、将来何がおこるかなんて正確には分かりませんからね。


そのようなこともあり、「せっかく自分で事業をやってみようというパワーがあるくらいなんだから、そんな未来の残存可能性なんて考え過ぎないで、やりたいことやったらいいのにな~」などと思ってしまいます。


まぁ、余計なお世話ですね(笑)


現時点、仮に僕が生き残るために仕事を選ぶとしたら、おそらく個人事業での専業農家は選ばないだろうな~。

ましてや自分のやっているような手法はかなりの高確率で選ばないことでしょう(笑)


それを考えると、僕は今の自分の仕事がとても好きなので、将来の残存可能性を意識できないような性格で本当によかったなと。


来週は雨続きになりそうなので、今日~明日は貴重な晴れ日になりそうです。


今日明日で、種まきや整枝、晴れ日向きの仕事をどんどこ進めていきます。

エンドウ豆に続き、空豆もお花が咲き始めました。畑が賑やかになってきて喜ばしい気持ちになっています。

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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