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うちの白菜の基本栽培ルール



白菜、ぎっしりがっしり良い感じです。


今年は生育初期の気温がとても高く、外葉が繁茂気味だったので、異常結球にならないかと思ってしまった程ですが、そんな杞憂はよそに、よくまとまっています。


この作の植え付け前のECは0.2くらいで、元肥なしでいっていますが、気温が高く、表層有機物が多いと、このレベルのECでも過繁茂の心配がでてきたりするのが面白く、難しい所だなと思っています。


これが気温が低い時期だとこうはいかないことも多いので、僕は、早生系の秋採り白菜と、中生、晩生系の冬期採り白菜では栽培基本ルールを変えています。


うちは現在、夏植えのものはECが低くても元肥なしで追肥コントロール型にしていて、秋植えのものに関しては、EC値目安で、元肥型の栽培にしています。


晩秋~冬季は表層有機物の力にほぼ頼れないことが多いと感じていることから、そのようにしています。


何年か前に、冬作と有機態窒素の関係性についての記事を書きましたが、あれ以降も、冬季の有機物の利用方法に「これだっ!!」というものを見つけられていません。


有機物をガツンとすきこんだり、表層でも、極端に有機物が積み上がっている状態であれば、そのエネルギー発現量が変わることもあるでしょう。


ただ、現時点では、僕はそういうことをしたいとは思わないので、それを栽培基本スタイルに取り入れていません。


それは、いくら土を動かす規模を小さくすることを前提にしているとはいえ、周年栽培の農業をする以上、ある程度、なるべく効率的に栽培したいと考えているからです。


そもそも効率のよくない方法をとっておいてそりゃないぜ、と自分でも毎度突っ込んでいますが(笑)、僕には僕の理想があるのです。


「人が自分たちだけで造りだしたと思いこんでいる」システムや世界に埋没させてしまってはならないものは、世の中にたくさん存在しているような気がしています。


農業でいうのであれば、身近にある自然の恩恵に対しての感謝のようなものになるでしょうか。


とはいえ、自然への感謝などという話は抽象的な話し過ぎて、何をしたら良いのか余計によく分からなくなります。

また、人と自然との関係性の中で何が最適であるのかは、僕には何も分かりませんし、そもそも「こうすれば良い」なんてものが分かるほど単純なことではありません。


しかし、「そういったものをなるべく破壊せずに活かせるような最適な努力とは??」ということを、自分なりに考え続けたいと思っています。

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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