お芋畑がきれい。
急に秋の空気になりましたね。
今日、「さつまいもの収穫期も後1ヶ月くらいだな~」と思いながらお芋畑を眺めていたのですが、今年も畑に生えてきた多くの草々をたっぷりお芋周りにマルチングできたことに感慨を覚え、とても豊かな気持ちになりました。
日常のなんてことない風景が、気持ちを和やかにしてくれることはとても贅沢なことであり、大変ありがたいことです。
夏の間に背丈を伸ばした草々が刈られ、積み上げられ、小さな生物たちに分解され、次のお野菜の栄養源に変化してゆく。
僕はこういうサイクルの中で育まれる栄養を野菜栽培の主役にしていきたいと考えながら日々の畑時間を過ごしていますので、そのサイクルの中でじっくりと成長してゆくお野菜の姿を見ているのがとても好きですし、そのようなことを肌で直接感じられる畑仕事の時間に大きな幸せを感じます。
また、そうして育まれたお野菜たちが、誰かの活力や喜びに変わることができたことを知れる機会に恵まれた時は飛び上がってしまうくらいに嬉しいですし、お野菜を食べて下さった方たちと、僕の食の日常で感じている喜びと同じような感覚を分かち合えた時には、これ以上ない幸せを感じます。
と、自分の畑時間から幸福感が生まれてゆくサイクルを改めて丁寧に振り返らせてくれた秋間近のお芋畑景色でした。
今日は、「農村には元気でイケている老人が多い」という記事を書こうと思っていて、それを途中まで書いていたのですが、さつまいもの畝を見ていた時に湧き上がってきた幸福感が強すぎて、急に記事の内容をガラリと変更しました(笑)
ということで、イケ老人のお話しはまた次回に。