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じゃがいもが豊作







今年は梅雨に入ってから雨が多かったこともあり、じゃがいも掘りがなかなか進んでいませんでしたが、今週〜来週としばらく晴れが続きそうですので、夏野菜のお世話の合間にガンガン掘り進めていこうと思います。

以前、Blogに書かせていただいたので覚えている方もいるかもしれませんが、うちの今期の春じゃがは、じゃがいもの植え付け後に半分近くの種芋が溶けてしまうというアクシデントがありました。

それなりに大きな規模の損失でしたので、その時はショックを受けはしましたが、いざ収穫期を迎えてみると、今年もなんだかんだで豊作ですので、高ぶる気持ちを抑えきれないような喜びを感じています。


(作付け適期ギリギリに植え直した余り種芋たちも、とても順調に育ってくれていますので、こちらも収量が期待できそうです。

初めての遅植えで、「間に合うかな??」と心配していたこともあり、とても嬉しく、ありがたく思っています♪)

今年、植え直しをしなければならない状況になったことから、春じゃがの遅植えを初めて試みることになった訳ですが、意外に、遅植えチームの方が早植えチームよりも生育が安定していたことと、植え付け時期が分散されたことで管理仕事にゆとりを生み出すことができたことから、今季のジャガイモ栽培は「新たな学びや成長」という意味でも収穫物が多く、実りの多い栽培経験になりました。

毎年、後の作付けスケジュールが忙しくなってしまうことを考えて、じゃがいもは3月初旬に一気に植え付けることにしていましたが、来年からは、のんびりと1ヶ月くらいかけて、ずらし植えをしていくスケジュールで作付け計画を考えていこうと思います。

また、種芋が溶けてしまった時に「今年はじゃがいもが不作になるだろうから、何かでカバーしないとならない!!」という気持ちが強く芽生えたことから、葉物や根菜を例年よりも多く播いたりしましたが、それらの不作可能性を見越した数々のフォロー用のアプローチもお野菜全体の収量増加にとても良いを影響を与えてくれましたので、今回の失敗によって、そういった面でも翌年に活かせそうな好材料を得ることができたと思っています。

「失敗がお宝だ」ネタは何度も書いていますが、何度でも言いたくなってしまうくらいに「どんな失敗も必ず新たな一歩になるんだよなー」としみじみ思っています。

僕の思考内の、失敗≒未来の幸福感 の ≒ が = に変化できる日がまた少し近づいた気がします♪

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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