イノシシが減っている??




昨日種やさんにいったら、「最近、イノシシの被害はどう??」と聞かれて、「そういえば今年は一回も現れていないな~」ということをお伝えしたら、「今年はこの辺りの他の農家さんもかなり少ないみたい」ということを教えてくださいました。



豚コレラの影響もあるんじゃないか??と考察されている農家さんもいるとのことでしたが、僕はそんなことを考えたこともなかったので、はっとさせられました。


確かに、2018年に岐阜で26年ぶりに発見されてから現在までの拡大域のことを考えると、そんな可能性がないこともなさそうだなと思いました。



また、もし仮にその影響で個体数が大激減に向かっているとしたら、農家としては嬉しいことも多そうだな~と思いましたが、豚やさんや、狩猟業界、イノシシ産業で生活を作られている方々などの視点からみると、かなりでかいネガティブ材料なのだろうなと思います。


(と、思って調べてみたらやっばり結構そういう声もあるようで)


まぁ、一番大変なのはイノシシなんでしょうけれど。


なにしろ、豚コレラ、調べてみたら致死率概ね100%って書いてありますし。

イノシシや豚からしてみたら怖すぎますね。



「全ての生物にとってよいことなんて一つもないんじゃないか??」と思うことは本当に多い。



あまり本文とは関係ないかもしれませんが、彼らは今時期は発情停止時期になるようです。

(添付図(獣医疫学会学術集会 イノシシの生態から考える豚コレラ防疫より)




イノシシは生後10ヶ月で性成熟を迎え、妊娠期間が約120日で平均産子数が約4頭という、スピード感の高い繁殖サイクルらしいですが、それを考えると、そうそう簡単に分布が急縮小することもないとは思いもしますが、イノシシがイノシシを治療することができる訳でもないので、人間界のスペイン風邪やペストの歴史みたいな??もしくはそれ以上の被害も平気で起こるのかもしれませんね。

進化生物学者のフランク・ライアン氏の著書 ”破壊する創造者” の中で、「ヒトゲノムは、全ゲノムのうち46%がウイルス由来の配列であり、人はウイルスによって現在まで進化させられた生物と言っても過言でもないかもしれない」というようなことが書かれています。



多様な生物が存在する社会では、食って食われての連鎖が様々な生物間で起こっていますが、大きくて頭がよくて食える量が多い生物だからといって必ずしも強いというわけでもなく、その生存分布率は、目に見えないような小さな生物たちの動きによって、いかようにも変化していくということを前提条件に添えておきたいものだなと思います。





​Post List

​最新記事