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オクラの季節がやってきた。







■オクラが少しづつ採れ始めました。

今年はいつもの品種以外に、赤オクラも育てています。

今日のLセットには、この赤オクラを入れさせてもらっていますが、この赤色は加熱すると「本当に君は今まで赤かったの??」というくらいに色が抜けてしまいますので、色を活かして使いたい場合は、生で召し上がってくださいね。


採りたては表皮の産毛がしっかりしているので、生食時の口当たりが気になる方もいるかもしれませんが、洗う時に皮の表面をこすってあげると結構 産毛が落ちるので、気になる方はそうしてからスライスしたり刻んだりしてください。

「色には全くこだわらないよ」って方は、じゃんじゃん加熱してくださいね♪

しかし、普通の緑オクラは茹でると鮮やかな緑色になるので、見た目の美しさがグレードアップしますが、この赤オクラは茹でたりすると、明らかに見た目の美しさがグレードダウンしますので、なかなか困ったものです(笑)

どちらもとても美味しいものですが、美味しさを構成する要素としての視覚の可能性を深く考えさせられます。









※オクラの花は「世界で一番美しい野菜の花」とよく言われています。

オクラはアオイ科という属性に分類されていますが、アオイ科の仲間には、ハイビスカスやフヨウなど、鑑賞用としても人気の高い、綺麗な花を咲かせる植物があることからも、オクラの花が魅力的な理由が分かるような気がします。

僕は、野菜のお花ってどれもこれもとても好きなんですが、栽培過程で見ることができるものより、人が食べることができる時期を過ぎてから花を咲かせるものの方が、なんだか愛おしく見えたりもします。

「普段目にする機会が圧倒的に少ないから」ということでの価値を感じているのだと思っていますが、その他にも「君は本来はこういう姿になりたかったんだなー」と思わせてくれるような、生育〜収穫期からの急激な体の変態を見せてくれることも魅力の1つなんだと思います。

ということで、今日の写真は、オクラの花以外にも、レタスの花の写真もついでにつけちゃってますので、どうぞご覧ください(笑)

レタスの花は慎ましくて、僕はとても好きです。

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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