オーガニック感
各地で雨が猛威を振るっていますね…。先ほどNewsをみて、あまりの被害の凄まじさに唖然としてしまいました。
まだまだ雨が続く地域も多そうですので、今後の被害が心配でなりません。
僕には今直接的にできることはありませんが、そこには悲観的にならず、いつも通りの自分の役割をこなすことに力を注ぎ、お野菜を作って税金を収め、その中で生まれたお金に余裕が出るようであれば災害復旧支援にお金を回していこうと思います。
今回、被害を受けられた方々の平穏が一日も早くやってくるようお祈りしています。
うちの地域の雨は大したことのないレベルでしたが、それでもそれなりにまとまった大雨でしたので、現在も畑のコンディションはあまり良くない状態です。 そういう時にあまり無理に仕事をしても、環境にとってもお野菜にとってもあまり良いことがありませんので、ここ数日は畑仕事をしていません。
ということで、今日は畑日記やお野菜日記を用意していませんので、Forbesの記事で最近見かけた、オランダのオーガニック農場の面白いなーと思った取り組みを紹介させてもらいます。(よろしければ下記リンクをご覧ください)
ここ日本でもオーガニックやビオの考えは年々広がりを見せているかと思いますが、「持続可能な社会の実現を目指して本気で環境に配慮し、生産から消費に至るシステムのことも考えられた上での取り組みになっているか??」や「それらの発展に向けて生産者と消費者との間に深いコミットメントが存在するか??」と言われたら、それは存在していたとしてもまだ数は少ない方なのかもしれません。
僕は、記事内で紹介されているようなスタイルの貸し農園が色々な地域にあって、ホットヨガでも習いにいくような感覚で気軽に菜園ワークやそのコミュニティ自体を楽しむ人が増えて、生産や消費の仕組みがもっとミニマムでシンプルなものになったら、地域の循環力や持続力も高くなるでしょうし、生産、消費の距離感も近くなり、自然に生産者と消費者のコミットメントも生まれやすくなるのではないかと思います。
今の自分の農業は自分がやりたくてやっているものではありますが、思いの奥深くに、「持続可能性の追求や環境エネルギーロスの少ない極シンプルな農業でも成り立てる仕組みを作り出せないか」というものがあり、それが直接農園のテーマになっています。
ですので、この記事内の農場のように、ミニマムかつ、環境や生産~消費の流れに無理を生み出さないための仕組み作りには大きな魅力を感じるものです。
日本国内でもこのようなシステムが社会の中に自然にあふれていたら、食や農の未来ももっと豊かなものになるのだろうなーと個人的には思いますので、「こういう仕組みを皆で作れないかなー??」とか想像して、少し未来の食と農の可能性にワクワクしています。