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キノコとリグニンとstable diffusionと。



先日、農仲間と、リグニンとキノコの話しに花が咲きました。


個人的に興味のある分野の話しですし、そのことについて普段考えを巡らせていたり、勉強したりする機会も多いのですが、話していけば話していくほど、質問を受ければ受けるほど、結局何も分かっていない自分を認知し、興奮するような喜びを覚えました。


「知った気になっている」をちゃんと理解できた時、僕はいつも嬉しい気持ちになります。


言葉の意味や役割の大枠は抑えているからといって、分かった気になっていることがいかに多いかということに日々気づかされますが、人とのコミュニケーションや議論は、自分の無知度をつまびらかにしてくれることが多く、自尊心や自意識など、過剰に守っていても仕方がないであろう部分の防具を簡単に剥ぎ取ってくれることも多いので本当に良いなと思います。



それはそうと、この度のことをきっかけに色々と調べものをしていくなかで、世界最大の生き物はキノコということを知り、とても驚きました。


どこをベースにするかによっても変わるのかもしれませんが、最大の生物はシロナガスクジラだと思っていました。


オニナラタケというキノコの菌糸の大きさが、なんと推定7~9k㎡みたいで、重さ最大推定3万5000tだとかなんとか。

(600tだとか7000tだとか、情報に幅がありましたが、いずれにせよ凄まじいデカさです)



大木に共生したキノコが菌糸を伸ばし、周辺の小木に養分や情報を輸送するといったデリバリーシステムがあったり、環境適応やより良い生存のためにキノコ同士が信号やケミカルのやり取りをしていたりするということを考えると、「これだけ巨大な菌糸ネットワークでは一体どのようなやり取りが行われていて、その周辺の生物界にはどのような影響があるのだろうか??」などと考えてしまいます。



その大規模ネットワークのことに想像を巡らせるだけで、知的好奇心を激しく刺激され、ワクワクします。



写真は、stable diffusion で、プロンプト


「mycelium,decomposes,lignin,hyperrealistic」


と打ち込んで、生成された画像ですが、確かにそれっぽい。

白いのは菌糸かな??

むき出しになったセルロースかな??



こういう、意味や意義を求めない遊びの中に豊かさを感じます。


僕はそういう遊びの時間がとても好きですし、大きく見れば、僕にとっての農業は、そういうものと同じようなものとして向き合えているからこそ楽しみ続けていられるのだろうなと思っています。

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