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コンパクトなコンパニオンプランツ



収穫真っ最中のカブの条間に播いたゴボウが発芽しています。


僕がいいなと思っている農業手法は、植え床、播き床の準備をするのにやたらと時間がかかりますので、こんな風に、まだ管理中の作物の管理ついでに条間に新たな野菜の種まきをしてしまうことがあります。


土地リソースの少ない小規模農家らしい、都市部の狭小・住宅密集地のような混植スタイルです。


小さく抑えることは、僕の中で自由を獲得することと同義ですので、僕はこのようなコンパクト感が大好きです


それはそうと、よく輪作サイクルやコンパニオンプランツについての質問で「○○と○○の組み合わせは正解ですか?」とか「○○と○○はダメですか??」みたいなことを聞かれますが、色々と試してみた結果、土壌や周りの環境によっても結果が大きく変わっていくものだと思っているので「正直よく分かりません」というのが僕の本心です。


相性がよくないと言われている組み合わせでも問題なくできることもありますし、その逆のケースもあったりしますしね。


質問してこられる方が答えにすぐにたどり着きたい気持ちもよく分かりますが、もはやこれは、「どう子育てするのが正解なのか??」くらいに答えにグラデーション幅があることだと思うので、絶対の答えなんてものは探そうとせず、作物間の相性傾向だけ適当におさえて、後は自由に楽しみながらやってみてほしいな~、などと思っています。


ですので、個人的には質問を受けることよりも、他者の意見や常識にとらわれず「こんなことやったけどどうよ??」みたいな人の話を沢山聞きたいなと思っています(笑)

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
​同じような栽培方法に取り組まれている方々にとって、当園Blogが何かの参考になれたとしたら、それはとても嬉しいことです。
 

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