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ササゲのエキゾチック感が好き







長ーい若鞘を食べるタイプのササゲが元気いっぱい大豊作中です。

暑い気候が好みのササゲたちは、連日の猛暑もなんのそののようで、日に日に元気になっている様子がうかがえます。

ササゲはアフリカ原産で、東南アジアや中東の暑い地域で主に栽培されているようなお野菜なので、むしろ今年のように暑い気候の方が心地よいのかもしれません。


日本では若鞘を食べるお豆というとササゲよりもインゲンの方が主流だと思いますが、僕は「夏の市場だけでも、主流がササゲになっていても良いのになー」などとよく考えたりします。 それは個人的な価値観でしかないのですが、ササゲの独特で癖になる味わいと、その植物全体から醸し出されているエキゾチック感みたいなものになんとも言えない価値を感じているからなのだと思っています。

愛知や岐阜では伝統野菜のような認定がされているようなので、盛んに栽培をしている所もあるらしいのですが、僕が知らないだけで、その他の地域でも活発に市場に出ている所もあるのかもしれません。

(でも、日本のお料理でササゲの若鞘を主役で使っているもの…って考えた時に、パッと思いつくものが僕の頭の中にはなく、「お豆部をお赤飯に使う」くらいしか思い浮かばなかったので、「やっぱりあまり人気のあるものではないのだろう(笑)」って思っています)

僕は日本料理との相性も良いと感じていますが、栽培が盛んな地域が東南アジアなどの地域ということもあってか、その独特クセのある風味とコリコリした食感は、グリーンカレーやトムヤムクンなどの具材として使ってもとても相性が良いものです。

また、先日、妻が刻みニンニクとごま油で炒めて、ナンプラーで味付けしたものを出してくれたのですが(ページ最下部写真)、ナンプラーとも相性は抜群でした。

これは、久保寺家の「お箸が止まらなくなってしまうレシピ」に認定です♪

インゲンのように茹でておひたしにしたり、胡麻和え、煮物、汁物の具材などに使ってシンプルに食べるのも美味しいですが、ベトナム料理、インド料理、タイ料理風のお料理をご家庭でも作る機会のある方は、是非その具材にササゲも仲間入りさせてみてくださいね♪

※関東圏、今回も海から直接迫ってくる台風ですね。現在、当初の予定よりも大分東側に逸れてきていますが、このままどこにも上陸せずに過ぎ去ってくれると嬉しいなー。



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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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