セイタカアワダチソウ






セイタカアワダチソウのお花の季節です。

今日はセイタカアワダチソウのお話と、外来生物についての個人的な考えのお話です。

読了に1〜2分くらいいただいてしまうと思いますが、よろしければご覧ください。

セイタカアワダチソウは、根から出す毒物でライバルとなる周りの植物の生育を抑制する植物ですので、大繁殖して群生を作っている姿を見かけることも多いかと思います。 そんな植物ですので、畑でも嫌われ者になっていることも多いですし、要注意外来種ということもあり、農民以外からも超嫌われていることも多いでしょう。(花粉なんて風で飛ばさないのに、アレルギーの原因にされたりとかもありますしね)

ところが、原産地のアメリカでは草丈も低く、可愛らしいお花を咲かせることから、祖国の花としても愛され、州によっては州花として選定されるほどの人気種であったりもします。 しかもアメリカの野原では弱い存在のようなので、セイタカアワダチソウ(原地ではゴールデンロッド)を守ろうという活動なんていうものが存在する場所もあるようです。 (原産地では、周りの植物がセイタカアワダチソウの出す毒とうまく付き合っていくことができるみたいなので、日本のようにセイタカアワダチソウだけが強くなりすぎていないと言われています)

それとは対照的に、日本の土壌に持ち込まれたセイタカアワダチソウは、周りにその毒に適応できる種が少なかったことから、ライバルのほとんどいない土俵でわんさか大繁殖してしまい、おまけに超巨大化までしてしまいます。

(東京オリンピックの工事のために大量に輸入された木材についてきた種子が瞬く間に広がってしまったと言われています)

巨大化し、自分たちでも信じられないレベルの超大群衆を作り出してしまったセイタカアワダチソウたちですが、それは彼らにとっても非常事態で、その内、自分の毒で自分の身内を蝕むようなエリアまで出てきてしまうことになります。

人間に勝手に移動させられて、未知の環境でただ必死に生きようとし続けてきただけなのに、怪物扱いされて嫌われてしまうわ、自分たちの生態バランスもうまく取れなくなってしまうわで散々たるものだな〜とも思ってしまいます。

まぁそれでも、そんなことは全く気にせずにこれからもガンガン分布を広げていくんでしょうけどね。

人間の移動や物の運搬も自然現象の一つではあると思いますので、こういうことも自然といえば自然なことなのかもしれませんが、セイタカアワダチソウの他にも、人の活動によって怪物化させられてしまった外来生物が数多くいることは間違いないことでしょう。

そんなことから、そのような外来生物たちを、悪名高いコンキスタドール的な扱いで一括りにしてしまうのはいかがなもんでしょう??と個人的には思ったりもします。

とはいえ、人間が持ち込んだからこそ、人間の手でケリをつける的な考え方があるのも分からなくもないですけどね。

ただ、人の都合どうこう、どんな生物も皆必死で生きていますし、命の大小は問わず、そこには必ずそれぞれの進化ストーリーが存在すると思うので、人にとっての損益中心で生き物の存在を計りすぎないようにしたいなーと思います。

まぁ、繁殖力、生存力、環境適応性に優れた動植物が地球上で生き残っていくという仕組みは、外来とか在来とかに関係なく、大昔から変わらない仕組みだろうと思いますので、人が何をどうしようが、大きな仕組みや流れには抗うことはできず、残るものは生き残っていくでしょうし、淘汰されるものは自然に淘汰されていくんだと思いますが。

それにしても、植物は本当怖いくらいにたくましいものです。

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