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テントウ虫の羽化







今時期の畑では、テントウ虫が蛹から成虫へと変態する様子があちらこちらで見られます。

ナナホシテントウも生まれて間もない頃は、写真のようにまだオレンジっぽいカラーで、斑点模様の色もまだ薄めです。 (生まれた直後は、斑点模様がなく、真っ黄色の姿)

今年は例年よりもアブラムシが気になっていることもあり、テントウ虫がどんどん成虫化していくことを、いつも以上に喜ばしく思っています。 (成虫になると食欲も数倍(アブラムシを1日100匹くらい食べるみたい)になりますので、アブラムシの生存域もみるみる縮小していきますし、生まれてからすぐに交尾、産卵を始めるので、羽化後50日くらいで200〜1000くらいの卵を産んでくれるらしいので)


「なぜ今年はアブラムシが妙に多いのか??」ということを最近はもんもんと考えています。


この時期は光合成によるエネルギー生産量が少ないことと、地中の温度が低く、ミネラルなどの栄養を吸収しづらいことが重なることもあってなのか、作物の体の中で窒素をうまく循環できていなような葉色になっていることも多く(妙に濃緑)、個人的には、これもアブラムシを呼び寄せる一つの要因になっている可能性があると考えています。

今時期はまだまだ天敵などの虫も少ない時期ということもあり、アブラムシが気になることは極自然なことだとも思ってはいるものの、今年はなんだか特にひどいので何か対策を考えたいものだなーと思っています。


時の経過と共に、こちらがあれこれせずともお野菜がスッと育ってくれるような畑になってきてくれてはいるものの、今度は「草を積み過ぎて栄養過多になっているかも??」とか「栄養バランスがとれてなくて虫や病気が出てるかも??」のような、新しい悩みのタネや課題が出てきているので、お野菜を安定して育てることってなんとも難しいものだなーと感じています。



ま、これも僕がいつも隙だらけだから、次々に課題が生み出されているだけなのかもしれませんけど(笑)

まぁでも、むしろ隙だらけだから、毎日楽しめているのかもしれないですし、新しい課題にガンガン挑戦できるという利点もありそうなので、まぁそれはそれでいっか♪

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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