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トマト類、ようやく成長開始








5月の頭に定植したトマト類、約2週間ちょっとの時を経て、ようやく成長を開始し始めました。

うちは植え付け前にあらかじめ元肥を施したりしませんので、株に勢いがつきだすのが少し遅いです。

定植後は、なるべく肥料分と水分に飢えさせ、お野菜自らが根を地中深くまで伸ばしてくれるような環境作りに努めるようにしています。

根をしっかり張れたお野菜は根性と体力があり、ちょっとやそっとではバテない印象があります。

毎年霜が降りるまでトマト類を収穫することができているのは、地中深くまで張った根の力のおかげかも??とも考えています。

定植してから2~3週間は「この先大丈夫か?」と心配になるような状態にすらなりますが、大体2~3週間の間でほとんどの株が急激に地上部の成長を始めます。

就農当初はその2~3週間をじっと待つことができず、心配ばかりしていましたが、こちらがあまりあれこれせずとも、お野菜自らが地中に栄養を取りに行く逞しさがあるということを理解してからは、初期の生育が遅くとも、「今、根を伸ばしてる最中なんだなー、じっくり深く根を張るんだよー」というような気持ちでゆっくりと成長を待つことができるようになりました。

もちろん、それでもうまく成長できない株もあるので、その時は考えられる中での対応はするのですが、年々、その対応しなければならないことが減っているような気がしています。

お野菜たちとのコミュニケーション能力が上昇しているのか、土の力がついてきているのか、はたまた全然違う理由なのか、詳しい理由は全くわかりませんが、今の僕の栽培方法でもお野菜が育ちやすくなってきているのは間違いないようです。

毎年、何かしらの厳しいことは必ず起こりますが、じっくりと年々大きくなる畑からのリターンの味わい深さがあるので、何かしらの厳しいことなんて屁みたいなものです♪

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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