ハクサイダニ記事のPVが上昇
今月に入ったあたりからBlogのPV数が急激に跳ね上がっていて、なんだろ??と思ってアナリティクスを確認してみたら、昨年書いたハクサイダニの記事への訪問数が急上昇していました。
SarchCosoleでクエリを見てみたら、「ハクサイダニ 天敵」というワードで、記事が検索結果の上位に表示されるようになっているようです。
僕はWebページのPV数や集客率を日頃からそこまで気にしてはいませんが、こういうことがあると、多様にランディングページを所有することの意味や効果について考えさせられますねー。
(対象記事、添付しておきますね。)
この訪問結果を見ていると、「この時期はハクサイダニが悩みのタネになっている愛農者が多いのだろう」という事がうかがえます。
ただ残念なことに、僕の記事にはハクサイダニの防除につながる明確な攻略法は記されていませんので、天敵情報を探して辿り着いた方々に対し、多少申し訳ない気持ちにもなったりします(笑)
しかし、推移や現状を伝えていくことは出来ますので、今年のハクサイダニについての様子もここでお伝えしておきますね。
ハクサイダニたちは今年もいるにはいますが、アブラナ科連作エリアでも大発生することもなく、適当数チョロチョロしているくらいですので、昨年に続き、年々気にならなくなっているということに変わりはありません。(写真は現在の葉物類の畝の一部です)
よく「草を生やさない」ということが対策方法の1つであげられていたりもしますが、僕のところは草を取らないことを大切にしていますので、それに関しては必ずしもそうとは言い切れないことなのだと思います。
むしろ、ホトケノザやハコベなどにたかっている様子も見られることから、草を生やすことによる分散機能が働いている可能性も否定できないものだと思っています。
今回、ひょんなきっかけから昨年の記事を読み返すことになった訳ですが、記事の最後に書いてある、「現代は世界的に見れば人口増加時代ですので、効率よく食料を生産する技術の更なる発展もとても重要なものだと思いますが、生態系の神秘の世界を急激にかく乱してしまうような手法をとらないように努め、自然の仕組みや調整力を信じ、長期的なスパンで時間や労力を投資できるような農業の未来も同時に発展していけるといいなと思っています。」
という気持ちにブレが生じていないことを再確認させてもらうことができ、思いを記録するということの価値を噛み締めています。
※現代農業に、ハクサイダニは高温に弱く、35度で痙攣、38度で死滅するというデータを元に、ビニールトンネル内でヒートショックを起こさせるという対策方法を記している記事があります。
あまりに発生量が気になる方は12月頃にビニトン作戦を試みるのも1つの手なのかもしれませんね。