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ピーとビーン







5月下旬〜6月上旬にかけて落花生を播きました。

昨年までは、発芽まで無被覆でも問題なかったのですが、昨年は播いた後、鳥に相当量を食べられてしまったので、今年は発芽まで不織布をかけて鳥ガードしてあげました。

先週、無事全ての発芽を確認です♪

落花生は写真のように地面すれすれまで豆が持ち上がってから、パカッと割れて葉っぱが展開し出します。

お豆は英語ではビーン(bean)とピー(pea)という 二つの名称がありますが、落花生はpeanutなので、ピー属になります。

今日の本題は「無事発芽した」という話しでなく、このビーンとピーの区別は一体どこでできるんだ??という部分のお話しなのですが、京都大学農学博士の西村和雄さんによると、発芽の仕方によって呼び名が変わっているとのことです。

ピー属の代表豆にはエンドウマメ(green pea)があります。

これは地中で豆が二つに割れて、そこから茎が伸びて地上に出てから本葉が開きます。 このように地中で発芽し、子葉を地中においてくるお豆がピー属に分類されるようです。

で、ビーン属は大豆(soy bean)小豆(adzuki bean)、インゲン豆(kidney bean)などです。 これらビーン属は豆自体がしっかり地上まで持ち上がり、地上で豆が割れ、子葉が展開した後に本葉が開きます。

どうやらこの豆の割れる場所が地中か地上かって話みたいです。

落花生は地面すれすれで割れるので、ピー属に入るみたいです。

日本では「マメ」で統一されているので、気にもしたことがなかったですが、そんな風に区別されているという説もあるようです♪

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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