プラスチックは悪者ではない
今年は暖かかったこともあるからか、トンネル葉もの1番手が露地ものに追い付いてしまいました。
ここまで早いのは初めての経験です。
気温の高さもそうなのかもしれませんが、そもそもの地力がめちゃくちゃ上がってきているような気がしています。
といっても、この時期はビニールトンネルがなければどう頑張ってもこういう展開にはなりませんから、ビニールトンネル様々ですね。
うちの農業スタイル的になのでしょうが、うちはたまに「ビニールやプラスチックは良いか悪いか??」のようなことを聞かれることがあります。
僕はそういう2項対立的なバイナリー思考はあまり好きではないので、うまく使って、うまく片付けられたらいいな派です。
プラやビニールがなければ現代はもっと困難で割高な時代になっているのではないかと思いますので、使用することの善悪を考えることよりも、使い捨ての規制や処理方法のアップデートを考えることの方が大切なのだろうと思っています。
(使う量を減らすこと、時代にマッチする代わりの資源案がでてきたら嬉しい、という思いは大前提で)
プラやビニールの素晴らしい功績や利点の数々をなかったことにするかのような全面否定ポジションで先の未来を考えるのではなく、現代にマッチしない部分だけをうまく摘みとれる仕組みが作られていくといいなと思っています。
でも、それは具体的にどうやったら実現できるだろうな~。
こういうことを考えていると「人にも社会にも環境にも優しいって、もの凄く欲張りなことかもね‥‥」と思ってもしまいますが、それでも僕はそれが理想的だと思うし、求め続けたいなと思います。
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