ポケットマルシェ

久保寺農園のお野菜たちは、昨年の秋からポケットマルシェ(以下ポケマル)にも出品させてもらっています。
ポケマルって??という人もいるかと思いますので、簡単に説明させてもらうと、アプリ一つで農産物を売り買いできる産直型プラットフォームサービスです。
消費者がアプリ上で農家や漁師から農産品を直接購入することができ、作り手と食べ手がSNS上のように気軽にコミュニケーションをとったりもできますので、「農産品を通じた直のやりとりがしたい」という希望を持っている方にとっては、生産者、消費者問わず、とても有意義なサービスなのではないかと思います。
イメージしやすいように言うのであれば、農産品に限定したメルカリみたいな場所ですね。
うちは普段から、繋がりやご縁をいただけた方にお野菜を直送していることもあり、こういったサービスを利用することにはあまり興味がなかったのですが、手軽に利用しやすいシステムと低価格なサービス利用料から、セット以外のお野菜を販売する場所として考えた時の利点が多そうだと思い、トライアルでしばらく使ってみようと思いました。
数ヶ月使ってみて、思った以上に多くのお客様にご利用いただけていますので、その反応の高さに驚いています。
現代は、物そのものではなく、体験やストーリーにサブスクされやすい時代??とも言われていますし、「こういうサービスは現時代にハマりやすいのかもなー」と、ここ数ヶ月の結果から感じさせられています。(正直、もっと全然利用ないと思っていました。)
しかしその一方で、商品コンテンツが多量にあることから、「こだわり型の農産品の価値は薄くなりやすい場所なのかもしれないなー」とも感じました。
なぜそう思うのかというと、同じような商品やタグが多量にあり、情報量も多いので、「自分だったら選ぶの大変になっちゃいそう…」と思ったことと、そんな僕と同じようなことを感じる人も一定数いる筈ですので、結局は価格の安いものや写真の見栄えが良いものに人気が偏ってしまいそうな空気感を感じたからです。
とはいえ、楽天やアマゾンなどのことを考えれば、プラットフォーム型のサービスってそもそもそういうものなんでしょうから、それはそれで良いとは思いますが。
それと、SNSに投稿するような感じで気軽に出品できるので、「ネット販売が苦手な人やWebページを持ってない農家さんほど、こういう場所で輝けると良いんだけどなー」などとも思いましたが、今のところはそういう人たちとは対照層に当たる人たちが主な利用者になっているでしょう。
今後も使っていく中での雑観を色々と書いていくかもしれませんが、僕はこの手のサービスをこれからも前向きに応援したいと思っています。
何より、生産者と消費者が気軽に直接繋がれる場所が増えるのは超良いことだと思いますし、農産物を通じて、「ごちそうさまでした」や「ありがとう」などのメッセージのやりとりがあることって、作る側にとっても食べる側にとっても良いことしかないと思いますので、ポケマルのようなサービスの今後の発展を個人的には楽しみにしています♪
(現在、単発の野菜セットのみ出品していますが、今後、単品ものや訳あり特価品なども出品させてもらうこともあると思いますので、都度の出品情報にご興味ある方は、ポケマルページで久保寺農園をフォローいただければと思います。)
Web同様、こちらもどうぞよろしくお願いします。
※下記にポケマルページのリンク貼っておきますね)
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