top of page

今年は豆が良い









今年も自家採種大豆が元気いっぱいです。

昨年、「年々、生育初期の樹勢が強くなってきているので、それに伴い草の管理をする頻度が減っている」というようなお話をさせてもらいましたが、今年は昨年よりも一層の育てやすさを感じていて、「大豆が他の草の生育を抑制しながら育っている??」というような気配すら漂わせています。(樹勢が強いと、ヘアリーベッチのようなマメ科特有のアレロパシー効果でも出てくるのかなー??)

という感じですので、今年はほぼ放任状態でも、ものすごくよく育ってくれています。

就農初期は草地でうまく育てることができませんでしたが、自家採種&連作の恩恵なのか、ジャングル耐性も強くなってきているようです。



少しツルボケが心配になってしまうくらいの勢いですが、お花も例年以上についているので一安心しています。

着莢の本格期が待ち遠しい限りです。


うちは、人参、春菊、レタス、キュウリ、トマトなど、今までで合計30種程度のお野菜を自家採種&連作して育ててきていますが、2~3年後に急に育たなくなってしまったものもあれば、採取年に播いていきなりダメなものもあったりと、自家採種&連作の失敗を数多く経験しています。

そんなこともあり、土地土地に根付く在来種のような、選抜を繰り返して生み出された、地域特性にマッチした個性の強い品種には特別の価値を感じています。

遺伝情報がその土地への耐性を生み出し、それが表面化するのには長い時間がかかると考えているので、自家採種&連作に関しては、結果云々、気長に向き合うことを大前提にしていますが、大豆はすでに生育の明らかな変化を確かめることができるレベルに到達しているので、今後の展開、観察がとても楽しみです。

今年はエンドウやそら豆、ササゲもそうですが、豆類の成長がなかなか好調な年です。(インゲンはダメでしたが…)

で、最近は四角豆の実りが始まりました。(下写真)

これは今年初めて育ててみているお野菜ですので、改めてまた紹介しますね♪







Comments


​最新記事

  • Facebook
  • Instagram
a242ef95b21fab738914488bce48fe06d9ec1837

■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
​同じような栽培方法に取り組まれている方々にとって、当園Blogが何かの参考になれたとしたら、それはとても嬉しいことです。
 

bottom of page