四角豆がまだまだ元気
今年の四角豆は疲れしらずで、まだまだ元気いっぱいです。
四角豆に限らずですが、最近、豆野菜の収穫期間をかなり長く引っ張れるようになってきているので、豆類の全体的な収穫量が上がっています。
僕の取り組みはPDCA鬼遅ですから、目に見える成果を感じられた時って本当に嬉しいです。
それはそうと、一体なぜ収穫を長く引っ張れるようになってきているのか?? という所ですが、効果を意識して特別な資材を投入したり、施肥設計をしたわけでもないので、正直な所、詳しい要因はよくわかりません。
ただ、確かなことは、土の生物性や物理性、3相のバランスなど、土壌条件が明らかに年々よくなってきているということです。
時間の経過と共にじわじわと結果がよくなっているという実感を覚えられるのは、一気に大きな結果がでるより遥かに噛みしめ応えがあって、個人的にはとても好みの流れです。
今回のこともそうですが、最近、「本当に野菜が作りやすくなったなー」と思うことが多いので、自分がイメージしている良質な土壌を表現するためのアプローチ方法に大きな間違いはなさそうだ ということを強く感じさせてもらえていて、大きな励みになっています。
これはどんなことにも言えそうですが、理屈やデータをしっかりと理解、整理してから前に進んだ方が良いかと思いきや、「良質な土壌とは??」のような、その複雑性ゆえに解が曖昧になってしまいそうな可能性が高い問いに対しては、直感的かつ動的にまずは仮の解を捉えにいくことの方が大切なような気もします。
直覚的に導きだされた「解」をざっくりと設定し、試行錯誤を繰り返して、都度補正しながら最善の解答や事後確率を導き出すベイズ分析的な感じでしょうか。
イメージして、何が必要かを考えて、結果からより多くのことを理解する…
畑仕事はそんなようなことばかりですから、余計にそう感じます。