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夏野菜の定植と事前準備





■今日は夏野菜の定植仕事のお話しです。


かなり暖かくなってきて、もう遅霜の心配もなさそうですので、今週から、トマト、ナス、ピーマンなどのナス科類、キュウリ、ズッキーニなどのウリ科類の定植を始めています。









うちは耕起をしませんので、定植前にしておく事前準備は、畝の草をざっと刈ってから、鎌で定植ポイントだけの表土を削り、土をむき出しにしておくことのみです。






定植前の耕起作業をしなくてもよいので楽チンなのかと思いきや、トータル1000株以上植えるとなると、その表土を剥いでおく仕事でもそこそこの時間がかかってしまうので、なるべく早めに事前準備をするように毎年心がけています。

この事前準備がしっかりできていないと、定植仕事の進行スピードがとてつもなく遅くなってしまいますので、定植ポイント表土剝ぎは、4月中〜下旬の最優先タスクになります。

ということで、先週はとにかく表土を剝ぎに剝ぎまくりましたので、手首の使いすぎのせいか、手首が若干太くなったような気がしています(笑)

どんな仕事をするにしても、事前準備や計画ができているかできていないかで、結果の良し悪しは大方決まってしまうものなのだろうと思いますが、この定植期は余計に事前準備の大切さを感じさせられます。

定植作業自体は、準備しておいた剥き出しエリアに、ホーラー(植え穴あけ)でスポスポ穴を開け(下記写真)、そこに苗をポンポン置いてくという感じですので、事前準備に比べると随分短時間で作業を完了することができます。

「段取り八分、仕上げ二分」とはよく言ったものだなー、と感心してしまいます。









週間天気予報を見ていると、定植後の雨がしばらくなさそうなのが少し気になりますが、まぁ、最初は乾燥状態にしてあげた方が、より深く根を伸ばそうとしてくれることでしょう。

根性をつけるには最適な週間予報なのかもしれません。

しかし、ここ最近はまとまった雨が少ないということもあり、心の隅っこでは、土をしっかりと湿らせてくれるような強めの雨に期待♪









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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

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