大切なお客さん
今日は少しだけお客さんのお話をさせてもらいます。
4年間くらいの間、うちのお野菜を食べてくれていた70歳のおばあちゃんが、先日、体調を崩し、お料理することが難しい体になってしまい、お野菜を届けることができなくなってしまいました。
おばあちゃんは、毎回 配達に行く度に、お野菜をどうやって使ったのかを教えてくれたり、オススメレシピを教えてくれたりして、うちのお野菜を使って料理することも とても楽しみにしてくれていた方でしたので、僕もお話を聞いたり、お野菜をお届けすること自体をとても楽しみにしていました。
そんなこともあり、今回のことはとても残念ではありますが、僕のそんな気持ちなんぞはさておき、早くおばあちゃんの体がよくなるようにお祈りをしたいと思います。
今回の一連のやり取りで、僕は、お野菜をお届けさせてもらっている人との関係が、いつの間にか自分の思った以上に深くなっていたりするんだなーと感じました。
お野菜を届けさせてもらうというご縁をいただくまでは、知人でも友人でもなかったのに、いつの間にか、それ以上の家族のような親近感を感じるような関係が出来上がっていたことに気づかせてもらったような気がします。
これは以前にも書いていますが、僕の思い描く理想の生産者と消費者の関係は、食べ物を作る人と食べる人の農産物の直接的なやり取りによって、双方がお互いのことを思いやれたり、生活自体をお互いに支え合っていけるようなプチ家族のような関係です。
ですので、この度のようなことを気づかせてもらえたのは、自分の進んでいる道は、そんなに的外れな所を進んでいる訳ではないのかも??という前向きな新しい問いを受け取った気分だったりもするので、とても感謝しています。
(僕は、時々どこを進んでいるのかよく分からなくなってしまうもんで…)
体の健康は永遠に続くわけではないので、僕もいつかは体が動かなくなって、大好きな畑仕事が出来なくなる時もやってくるのでしょうが、いつその時が来てもよいように、出来る限り自分の理想を追いかけ続ける人生でありたいなーと思います。
また、ご縁をいただいた皆様や自分のことを信じてくれる大切な方たちと、農産物を通じ、互いの暮らしの支え合いをしていけるような人生であれたら幸せだなーと思います。
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