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強引に作付け



大雨続きで心配事はつきませんが、こういう時こそ落ち着いて過ごしたいと思います。

僕は焦ると思考が鈍りますし、頭と心の燃費も低下しがちなので。



といいつつ、畑コンディションの回復を待ちきれず、今週は定植しまくっているという矛盾。


結局、畑が僕の憩いの場。畑時間が一番落ち着けます。



今年は、9月採りの枝豆やキャベツやきゅうりをいつもよりも少し多めに仕込もうと準備していたのですが、気候の影響もあり、なかなか畑に作付けることができず、準備は終わっているものの、時間ばかりがただ過ぎていくという状態になってしまっていました。



来週にかけてもまだまだ梅雨前線は停滞する見通しのようなので、もう待ちきることができず、物凄く作業性の悪い状態ではありましたが、半ば強引に植え付けてしまうことにしました。



本当はこういうことはしたくないのですが、ここまで何もできない日が続いてしまうと、ここで無理にでもやらない方が後のダメージが大きくなる可能性があると思ったこともあり、やってしまいました。



通常の2倍くらい時間がかかってしまったような気がしますが、大幅に遅れることなく作付けを終えられたことに満足しています。


この判断がどういう結果につながるかは分かりませんが、どんな結果であれ、自分の判断が決め手となって生まれた結果に嫌なものは一つもないと考えますので、例え失敗したとしても納得できるのだろうと思います。

それはそうと、今年は雨量が本当に多い梅雨です。

熊本や岐阜や長野の大きな豪雨被害にくらべればこちらはまだ軽い方ではありますが、農産物的にはやっぱりこちらの方もそれなりに厳しい気候ではあります…

天候ばかりはどうしようもないことではありますが、あまりに規模が大きい被害が近く(国内)でいくつもでてきてしまうと、現実を受け止めきるのが難しくなってきます。


それでも、現代は「弱ってしまった人を助けたい」という力を届けやすい時代でもありますので、自分が元気で動ける時は、淡々と自分の仕事をこなし、自分のできる形の支援をしていきたいなと思います。

今後、更なる災害が広がらないようにということと、今回被災されてしまった方々の平静が少しでも早く戻ってきますように心よりお祈りさせていただきます。




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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

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