秋のサラダ野菜
透き通るような葉色、肉厚で弾力のある質感、ルッコラやからし菜などのサラダ野菜たちの健康状態は今秋も良好です。
紫外線に晒され続けて肌ターンオーバー機能が著しく衰えている僕とは対照的すぎるからでしょうか、潤いと艶のある葉面のまばゆさが嫉妬心をかきたてます(笑)
秋のサラダ野菜はとてもキレイです。
今の時期は、気候的にも虫的にも葉野菜が本当に育てやすいので、そこまで注意を払わずとも良品を収穫できることが多いです。
少し前までは、真夏に葉ものの種をまいて、晩夏~初秋にかけての葉野菜を充実させることに精を出していたりもしましたが、とにかく育てづらいですし、気も労力もかなり使用しなくてはならないということもあり、今はその作型をスッパリと止めています。
育てづらさというポイント以外でも、サラダ野菜や小松菜などの葉ものの多くは、基本的に冷涼な気候が好きなことが多いですから、適期、旬、などの視点からみても、暑い時期に無理して育てなくてもよい、と思っています。
それらを合わせて考えると、夏に無理に育てない という考えに落ち着いたのはとても自然なことなのだろうと思っています。
まぁ、品種によっては暑い時期でも育てやすい葉ものもありますが、無農薬では虫対策がどうしても必要になってきますから、結局の所、育てやすさは大きくは変わらない と僕は考えています。
ですので、やはり、わざわざ虫の多い時期に虫の寄りやすい葉野菜を仕込む必要はない という所に落ち着きます。
(これに関しては、ただ単に僕の技術が乏しいだけなのかもしれませんけど…)