結局玉ねぎマルチを100mばかり使う。
迷っていた玉ねぎマルチ、結局、9515を100mばかり張りました。
大した理由は特になく、倉庫にストックがまだ結構残っていたので、今年は少しだけ使うことにしました。
玉ねぎ栽培で、ポリマルチを使っていないエリアの方が多いのは久しぶりです。
来春の全体の作業バランスを見て、来年のポリマルチの要否を決めたいと思います。
以前に書いた通り、今の所の直感的には、うちの現在の規模やスタイルだと、ポリマルチの利点を大して享受できていないであろうと思っています。
しかしその一方で、作付け量的に、玉ねぎ栽培上では利点を受けとれる量が多いだろうとも思っていますので、その辺りの最適バランスを今期見極められたら良いなと思っています。
この直感の答え合わせは、来春までお預けです。
少し話は変わりますが、先月、羽生善治さんの直感力という本を読みました。その中に、考える手の数を減らすことの重要性が書かれていました。
「コンピュータの進化は、データを増やしていく作業である。一方、人間の進歩は「減らしていく、捨てていく」ことである。たとえば、将棋が強くなるためには悪手を見極めることが大事で、考える手の数を減らしていくことに等しい。またそれと同時に、一つ一つを着実に積み重ねる作業も不可欠だ。」
自分の悪手を見極めることの大切さと、その見極め力を培う為に、一つ一つの地道な積み重ねが必要であるということは、僕の仕事にも当てはめられそうなので、その言葉がスッと沁みこんできました。
さぁ、今の僕にとってのポリマルチは、悪手となるか否か。
来春の答え合わせが楽しみです。