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蕾野菜の季節







小松菜や白菜の菜花、ブロッコリーの脇芽、小さな蕾野菜たちが賑やかなシーズンがやってきました。

今年は暖かいので花の開きが早く、例年よりもかなりハイペースで蕾野菜の摘み取り仕事をしています。

一般的に、美味しい菜花の見分け方として、「蕾がしまっているものが良い」と言われますが、個人的な好みを言うのであれば、僕は、若干開き気味で、花が少し咲き始めているくらいのゆるゆるな蕾を花ごとむしゃむしゃ食べたい派です。

なぜなら、そのくらいの頃のホロ苦さが一番好きなので♪

若くてスッキリしていた方が好みという方も多いとは思いますが、僕は、爽やかなやつよりも主張がちょっと強いくらいのやつの方が好きです。

(これは、対人間でもそうかも(笑))

ただ、ちょい咲かせのものはすぐに硬くなってしまいがちなので、採りたてのものでないとその魅力を深く楽しむことができないことが多いです。 ですので、市場での美味しい菜花の見分け方の説明は全くその通りだと思います。

鮮度の高さには、「こういうものが良いものである」というような、形や質の一般基準なども簡単に破壊してくれたりする力があるので、魅力に尽きません。

僕はそのような鮮度が持っている価値を人と共有したいと思っている所がありますので、畑からお野菜を皆様に直送するという方法をとらせてもらっていますが、それでも、お届けまでに若干の時間をいただいてしまうことから、欲を言えば、皆さんに畑で食べていってもらいたいくらいです(笑)

ということで、いま時期のお花系のお野菜は、なるべく早めに召し上がっていただき、お野菜たちの全力の主張を感じてもらえたら嬉しく思います♪

※写真は、茹でた蕾野菜にショートパスタを入れ、マヨと塩で和えた、春のマカロニサラダです。

春のホロ苦旨が特別美味しい季節です♪

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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