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野菜の年間消費量がかなり少ないと思っている。


先日、近くのスーパーでナスの価格が大分高くなっていました。 (3本1袋で売値290円くらい)


有機栽培ナスのような値段設定です。

(有機はもっと設定高い??)


10日前くらいの情報で、「冬春ナスの出荷が1段落し、多少値を上げてはいるものの、これから夏秋ナスの露地作が本格化するので、上昇傾向は止まり、下落へ向かうだろう」というような見通しを確認していた所もあり、ついつい驚いてしまいましたが、農家目線で見るのであれば、「ちょっと高いくらいなので、販売量落ちることなく、余裕で売り切れているといいな~」という感じです。


今回、野菜価格や今後の見通しのことを色々と調べている中で、ナスの長期価格推移が気になったので調べてみた所、2010年あたりを境にじんわりと価格が上昇傾向にあるのですね。はじめて知りました。

(農林水産省、青果物卸売市場調査より 1キロ値 2000年256円、2010年310円、2020年384円)


なすは漬物需要の減少や生産にあたっての労働力不足などがあり、収穫量、作付け面積、消費量が減少していると言われているような作物ですので、そういった影響も少しはあるのでしょうか??

(2006年から2021年の16年間で収穫量20%、作付け量25.6%減少)


ナスの一人あたりの2020年の年間消費量は、1438gとなっていましたが、一本約100gで考えたとして、「年間でナス14〜15本しか食べてないんかいっ!!」と思わずPC画面にツッコミを入れてしまうほどに驚いてしまいましたが(笑)、自分も農家になっていなければ、実際そんなものなのかなぁ〜?? などと考えを巡らせています。

(総務省統計局 「家計調査結果表」より)


気になったので、その他のナス科野菜のことも調べてみましたが、ナスとは対照的に、トマトやピーマンは消費量が増加傾向にあります。


アクが少なく、サラダ利用がしやすいことや調理の手軽さなども影響しているのかな??

上昇傾向とはいえ、ピーマンは999g、トマトが3991gです。(ナスと同年の年間消費量データ)


個人的には、これも驚くほど少なく感じていますが、大体こんなものなんですかね??  もう農家になる前の野菜摂取サイクルや量を思い出せません(笑)


それにしても、野菜需要の約6割は加工、業務用であることや、一部野菜は消費量が上がってはいるものの、野菜全体的には消費量が減少傾向であることを考えると、これから先、生鮮野菜を販売していくことの厳しさを感じずにはいられません。


ただ、その一方で、今回の調べ物をきっかけに、僕の周りには生鮮野菜をたくさん食べる人だらけであることに気づかされ、「僕は本当に恵まれたご縁の中で野菜作りをさせてもらえているんだな〜」としみじみ感じています。


「1人あたりの年間消費量が少なくなっている」なんてことを微塵も感じさせないくらいに、皆さんバリバリモリモリと、当園の野菜を食べまくってくださっていますので、感謝の念に耐えません。

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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