高温&雨不足
高温&雨不足で、定植や種まきが滞っていますが、その一方で、トマトの味が良くなっていたり、作付けの前準備や草管理が楽チンだったり、乾燥期ならではの良いことも沢山あります。
まるで海に潜っているかのような爽快感さえ覚えてしまう、広い青空も最高ですしね。
汗もエンドルフィンもだくだくの良い夏です。
今年は、例年よりかなり雨の少ない8月ですので、秋作の植え付け仕事を大幅に遅らせるスケジュールに変更しております。
いままで、真夏の長期乾燥時に無理に植え付け仕事を進めて良いことがあった試しがありませんし、後の管理にも時間や心を大きく奪われてしまいますしね。
「いついつまでにキャベツの2番手を植えきる」みたいに、あらかじめ立てたスケジュールどおりに動くことはとても大切なことだとは思いますが、気候条件によっては、大きくスケジュールを遅らせる方向で考えた方がかえって良いことも多いと思っていますので、今年のような気候的に不利な状況(超高温&極端な雨不足)の場合は、例え後が大変になるかもしれないと分かっていても、基本的に無理はしないようにしています。
苗や植え場さえバッチリ整えてあれば、作付け仕事が多少滞っていたとしても、後で一気に挽回できますしね。
一つだけ気になるのは、定植を遅らせることによる苗の老化ですが、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーみたいなものは、スーパーセル苗みたいな技術があるくらいですから、多少遅れるくらい大した問題にならないと思っています。
というか、実際、老化による問題を今までもあまり感じていません。
ただ、白菜に関しては、今までの経験上、植え遅れるとうまくいかないことが多いように思うので、白菜だけは定植期に気をつけたいと思っています。
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