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2016.9.2 本日出荷のお野菜セット





空芯菜、モロヘイヤ、ツルムラサキ、じゃがいも、ミニトマト(赤、黒)、大玉トマト


ナス(丸ナス、水ナス、真黒ナス)、甘長唐辛子、ピーマン、キュウリ(四葉、地這)


オクラ、バジル、ササゲ、ゴーヤ(大長、短形のどちらか) 


の中から8~11品。













9月に入りましたね。


まだ暑さが残りますが、真夏に比べるとだいぶ落ち着きましたね。


気温が落ち着き始めてきたと同時に、ナスやピーマンなどの株がグンと元気になり始めました。


葉色や葉ツヤなども明らかによくなり、実なりの絶頂期に向けて準備をはじめたようです。

ナスやピーマンなどは高温が得意な夏野菜ではありますが、生育適温は日中20~30℃くらいと言われています。


30℃以上を超えてしまうような暑さになると、着果数も少なくなってしまいますし、成長どころか暑さにじっと耐え忍んでいる様子すら伺えるほどです。


真夏の過酷な暑さの中では正常な花粉を作りづらいようなので、そもそもの着果数も少なく、6割程度しか着果しないとも言われています。(秋の生育適温下では9割近くが着果するようです。)


ということで、これからもう少し涼しくなってくると、ナスやピーマンは実なりの絶頂期を迎えます。


また、秋のナスやピーマンは真夏に食べるものとは少し違った旨味を備えています。

夏ナスより、秋ナスの方が美味しいということがよく言われていますが、ナス類は、暑いと光合成で得られたエネルギーの大半を呼吸で消費してしまうらしく、真夏には養分をたっぷりと蓄えた実を作りづらいと言われています。


秋は株も大きく成熟していますので、光合成で得られるエネルギーもより大きくなるということと、気温も高すぎないので、呼吸によるエネルギー消費量も落ち着き、養分を効果的に実に回せるということから、養分をたっぷり含んだ美味しい実が出来上がるということなのだろうと考えています。


これから成りと美味しさのピークを迎えるナス、ピーマン類をお楽しみにしていてくださいね♪


本当の旬はこれからですよー。


僕たちは、お野菜が育っていく過程で常々変化する旨味や食感なども含め、旬の最初から最後までの味覚の変化を皆さんに楽しんでもらいたいと思っています。

また、旬のお野菜を採りたての鮮度の高い状態で食べられる幸せも皆さんに楽しんでもらいたいと思っています。


自分でお野菜を育てたことがある人はよくご存知かと思いますが、適正な気候条件の中で育った旬のお野菜を収穫してすぐに食べることで、とても深い味わいを感じることができるものです。


僕たちは、この深みのある美味しさや気候によっての味覚の変化を、自分で育てられる人や、農家さんだけが楽しめる贅沢でなく、多くの人が気楽にご家庭で楽しめるようになってほしいという思いもあり、旬のお野菜詰め合わせを畑からご自宅に直送させてもらっています。


食べるものは人の体や心などの大元の部分を作ってくれるものですので、毎日の食の充実、満足は、日常にも大きな幸せを運んできてくれるものだと僕は信じています。


僕たちが手をかけさせてもらったお野菜たちが、皆さんの健やかで幸せな日常を作る上での一つのきっかけとなれたら、とても幸せなことです。


今日は短く、短くと思っていたのですが、また長々書いてしまいました(笑)


僕は文章をまとめるのが本当に下手くそです。

いつも長文にお付合いいただきありがとうございます。


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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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