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2017.1.31 本日出荷のお野菜セット





ごぼう、里芋、人参、白菜、茎ブロッコリー、キャベツ、黒キャベツ


コールラビ、大根、かぶ 、小松菜、かぼちゃ、生姜、唐辛子 の中から8~10品。









■本日は新規にセットに加わったお野菜がありませんので、先日から新たにお借りした耕作放棄畑の開墾日記です。


今、再生させようとしている畑は、もともと田んぼで使っていた場所で、水抜けが悪い土質の所も多いので、スコップと鍬で畝を立てる所からぼちぼち進めています。


元がジャングルのような藪状態でしたので覚悟はしていたつもりでしたが、自分の予想以上にクズや笹竹の

ような強い宿根草の根が地中に蔓延っていて、スコップや鍬が土に入っていかないことの多いこと多いこと…。

仕方がないので、詰まってしまった時には「鎌で根を細かく切り、それから根ごと堀上げて」ということを地道にやりながら、少ーしづつ掘り進めています。

ずっと畑として使っていた所を新たにお借りした場合であれば、もっと楽チンに作付け準備に入れるのですが、しばらく使っていなかった畑を畑として使えるように再生させるには大きな労力を伴います。


しかし、僕がやりたいと思っている農業は、その場所の自然力を主に利用するスタイルですので、荒れ果てた場所であればあっただけ嬉しいですし、草が激しく茂っていたような場所は自然力が豊かなことも多いですから、うちのようなスタイルをとるのであれば、結果的に安定した実りを早く得られる可能性も高くなるものだとも思っています。

ですので、例え再生に多くの時間と労力を伴う放棄地であったとしても、未来の僕にとっては有益なことの方が圧倒的に多いので、むしろ毎日ニヤニヤしながら地道な開墾仕事を楽しませてもらっています。 (おまけに趣味のランニングで必要な体幹トレーニングにもなりますしね♪)

まるで瞑想の時間のような、とても有意義な開墾Timeです。

短期的に結果を出すことには向いていない方法ではあるでしょうが、僕の中での安定した土台作りに欠かすことのできないことだと信じ、地道に一つ一つ積み上げていこうと思います。




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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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