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2017.2.3 本日出荷のお野菜セット





ふきのとう、ごぼう、じゃがいも、人参、白菜、茎ブロッコリー、キャベツ、黒キャベツ


コールラビ、大根、かぶ 、小松菜、かぼちゃ、ネギ、生姜、唐辛子 の中から8~10品。







■毎年、立春の時期になると、春の訪れを告げるかのようにフキノトウが出始めます。


毎年、穫れる量自体はそこまで多くないのですが、なるべく皆様にも早春の恵みを楽しんでもらいたいので、少量かもしれませんが、配送日に穫れた分に関してはセットに入れさせていただきますね♪

これから約半月くらいの極短い期間しか穫れませんので、おそらく全ての方のセットに入れることはできないと思いますが、もし期間中にフキノトウと出会うことができた方は、春の始まりを感じさせる絶妙な味覚「ホロ苦旨」を存分にお楽しみください♪

春に姿を表し始める、山菜、菜花、筍などの新芽や蕾を食べる食材は、独特の苦味やアクがあることが多いですが、この苦味やアクの成分には 新陳代謝を促進してくれる働きや、冬の間に縮こまってしまった体に刺激を与え、体を活動モードに目覚めさせてくれる働きもあると言われています。

また、新芽や蕾などのエネルギーが凝縮された場所を食べるものも多いので、ミネラルなどの栄養価が高い食材も多いのが特徴的なようです。

今は年がら年中、色々な野菜が手に入りますが、昔は冬~春にかけて食べられる野菜の量はとても少なかったのだろうと思います。

それも含めて考えると、昔の人は春に山菜などを食べることで必要な栄養を効果的に補給し、新しい季節に向けての活動力を養っていたのかもしれませんね。

それは、食べるものが少ない中でだからこそ生み出された「よりよく生きていく知恵」なのでしょうが、昔の人の「自然のリズムに沿って季節ごとの恵みを食す」という感覚は、これから先の時代にも広くつなげていきたいものです。

ということで、春の料理には苦味とアクをどんどん盛っていくとしましょう♪






■今年は里芋が早々となくなってしまったので、秋に掘って貯蔵していたジャガイモを今日から出し始めました。

粘質な肉質で煮崩れしづらいお芋なので、煮込み系のお料理や蒸し野菜などに向いています。

火の通りが遅い肉質ですので、炒め物で使う場合は軽く下茹などをした方が美味しく食べられるかと思います。

味と食感のバランスの良い、ほんのり甘〜い美味しいお芋です♪

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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