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干し野菜









今年は根菜のストックに余裕があるので、干し野菜を作っています。

「風とお日様の力を借りて、のんびり干し上がるのを待つ」

なんでも簡単に手に入ってしまう現代に生きていると、そんなのんびりとした待ち時間がとても贅沢な時間に思えるものです。


先日、一発目に仕込んだ材料の干し加減を確かめるべく妻と試食してみました。

僕は、ロングトレイルを旅するためのウルトラライトパッキングの準備シーンがまず最初に浮かんできたので、「こういうのは山や森を旅する時に超効率良いフードとして活躍するだろうねー」と感想を述べた所、妻は「そんなもんは知らん」というような感じで「これは兵糧に最適だな」と申しておりました(笑)

妻は最近、三國志や水滸伝などの中国歴史小説を読み漁り、ドハマリしているからなのでしょうが、影響受けすぎててとても愉快なものです(笑)

人の気持ちや表現方法は、その時触れているものや環境によって絶えず変化していくものだと思うので、「どんな情報をとり、どんな環境に身をおき、そこでどんな行動をとるか」ということは、どんな時も大切に考えていくべし!!と示唆してもらったような気持ちになっています(笑)

それはそうと、今回たまたま耳にした兵糧というワードですが、争いが前提になっている食システムということもあり、色々と考えさせられることがあるものです。

人類同士の争いなんて永久になくなってほしいと思うものの、残念ながらそれがゼロになることは限りなく難しいことで、それはいつの時代も悩みのタネになっているものなのだと思います。

ですので、兵糧のような食システムの必要性があるということもよく理解できます。

しかし、食ベて生命を維持するという行為が、人が傷つけ合う為のエネルギー確保として行われることよりは、人が人や社会の幸福を作るための原動力確保の為に行われる行為であることの方がより良いものなのだろうと思います。

そんなものは幻想世界のようなものなのかもしれませんが、願うのは自由ですので、それが大前提として成り立てるような世界に人類社会が変革していくことを願ってやみません。

と、いつのように話がずれちゃいましたが、干し野菜、超美味しかったですよ〜♪

たくさんできたらセットにも忍ばせようと思いますのでどうぞお楽しみに〜♪









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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

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