日照不足
恐ろしいほどの日照不足です。
神奈川だけでなく、かなり広範囲にわたって日照不足のようですが、小田原は、前10日間の合計日照時間が10時間に満たないといった感じになっています。
この10日間は、平年の10%程度しか日照時間がなかったようです。
しかも、雨は今日も続いています…….。
乾燥地が原産のトマトは酷く元気がありません。(秋トマトを採らせてもらえるか心配なくらいになってしまいました。)
水が大好きなナスは雌しべを見る限り(写真)、まだまだ元気いっぱいのようですが、 その一方で、日も大好きですので、さすがに病気になりだした株も出始めました。
9月に入って植え付け、種まきをした秋冬野菜は、発芽前に種が流されてしまったものもあったり、全体的になかなか育たずにじっとしていたりします。
今後に影響がありそうなくらいに厳しいこともありますが、自分の中での農業とは、こういうことも含めて、魅力的で刺激的なものだったりします。
いつも言っているかもしれませんが、不確定要素が多い方が自分は楽しめる幅が広いと感じるからです。
また、「自分たちの生活は、自然の力に支えられて成り立っている」という最も大切なことを、心の底から味わえる、素晴らしい機会であったりもしますしね。
もがいて、考えて、進んで、またもがいて、考えて………。
思い通りに進まないからこそ、人生は豊かになるし、そして充実するものだと僕は思っています。
ということで、気長に晴れ間を待つとしましょう♪