青枯れ病







トマト類、一部の株の成長点がしょぼぼーんとしはじめてしまいました。

このうなだれ方は青枯れ病でしょう。(株が青いまま急激に枯れてしまう病気)

うちの今までの農業歴の中で青枯れ病が大きな問題になったことはないのですが、今年はなんだか大発生しそうな気配が漂っています。


それはなぜかというと、このしょぼぼーんとしている株の大多数が今の所は脇芽のみだったりするので、収穫や管理作業の時に罹病株を触った手やハサミ経由で多くの株に地上感染している可能性が高いと思われるからです。

(土壌から根に感染した場合は、株全体が一気に萎れだしますので、土壌からの感染ではないことが想像できます)

ですので、現在の発生状況を見る限りでも、潜在的罹病株はすでにかなりの量になっているのではないかと考えています。

青枯れ菌は、お水に乗って移動するのが得意で生育適温が高い高温性菌と言われていますので、今回の台風による大雨後の高温で活動の手が爆発的に増えなければよいのですが…。

こういうことがある度に「指定した菌や微生物の動き、植物への感染ルートなどを可視化できるアプリやデバイスなんかがあったら、管理仕事の精度や質も随分高くなるだろうし、結果的に環境貢献性の高い農業の未来の創造にも繋がりやすくなる気がするなー」というようなことをよく考えます。

MicrosoftのMRデバイス「HoloLens」で、空調の温度や気流の流れを可視化できる技術のような感じで、作物の体内や土壌に存在する菌や微生物の動きをリアルな環境でタイムリーに追えてしまう農業時代なんてものが到来した日には、僕の野良仕事の楽しみ力はとんでもない値を記録することでしょう♪

と、その話はさておき、今回、青枯れ病が出始めている圃場は、田んぼを開墾して今年から使い始めた圃場ということもあり、開墾撹乱時に大きく生物層のバランスを崩してしまったのでしょうか?? トマト以外のお野菜の成長を見ていても、生育の具合が不安定なことも多く「まだ病原菌や有用菌の均衡が保たれていないのだろう」と、感じさせられることが多くあります。

使い始めの畑は、その特性をすぐに理解できないことも多いですが、丁寧に時間をかけて付き合いを重ねていく内に、自然に畑とのより良い関係が築いていけるものだと考えていますので、今回のことは気持ち的には萎えそうになるような出来事ではありますが、むしろ感謝して、畑とのコミュニケーションを円滑にするための次のアイデアにつなげていこうと思います♪

さぁ、台風どうなるかなー。

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今週のお野菜セット

ふきのとう、葉大根、ねぎ、ポロネギ、コールラビ、キャベツ、赤じゃがいも 黒キャベツ、小松菜、里芋、人参、ごぼう、菜花、芽キャベツ の中から7~10品程度。
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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。

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