焚火







今週は草木灰作りを行いました。

うちの畑には梅やミカンやレモンの木が植わっていたり、畑の周りにも伸び放題になってしまっている木が沢山ありますので、それらのお手入れをすると、それなりの量の剪定枝が出てきます。

剪定枝は、そのまま畑に置いておいてもスペースコストがかかってしまいますので、毎年燃やして草木灰にし、それを農業利用することにしています。


「木のお手入れをする」というアクションが、身の回りの環境整備にも繋がり、おまけに草木灰という循環型エネルギー資源も与えてくれますので、木のお手入れは僕の中でとてもポジティブな儀式の一つです。

もっと言うのであれば、「焚き火の時間も楽しめてしまう」という価値も付け加えることができてしまいますので、想像力次第で副産物はまだまだ加えられるような気がしています(笑)

物事の多くは、その見方や考え方を変えるだけでも、複数の意味や価値をつけられるものが多いのではないかと思っています。 ですので、どんな出来事や物に対しても「広い視野と心を持ち、いかに多くの価値を探し当てることができるか??」と、考えることを忘れないように心がけたいと思っています。

で、脱線ラインを超えないうちに草木灰の話に戻りますが(笑)、この燃した木でできた草木灰は、「畑やお野菜がエネルギー補給を要求しているだろう」と感じたときに投入する栄養分として利用したり、根の発育を促すために育苗用の床土に混ぜたりすることもあります。

草木灰には水溶性のカリウムが多く含まれていることから、肥効の即効性も高めですので、もし畑で使う時には施す量にとても気をつかうようにしています。(うちは基本的に、お野菜のペースでじっくりと育っていけるような環境を整えていくことを大切にしているので、途中で肥効を急激に効かせすぎないように意識していることと、今までの経験から「施すものは少ないに越したことはない」ということを感じているのでそうしています(それが正しいのかは全く分からないですけど…)

という感じですので、基本的に使う機会は少ないのですが、僕の中で草木灰は、持っておくだけで安心感を覚えさせてくれるような存在ですので、とても頼りになる地産資源なのです♪

※写真は、草木灰作り時の焚き火です。

この時は、火の番を半日程度の時間していたこともあり、火のことばかり考えていた1日でしたが、僕の生活リズムの中で、じっくりと火と向き合う時間なんてものは年に数回しかありませんので、このような時間はとても貴重な時間です。

火は、人の進化の過程でなくてはならない存在だったことは間違いないでしょうが、その一方で、あまりに強大な自然エネルギーがゆえ、歴史の中で、多くの人に災いももたらしてきたものでもあります。

火と上手に付き合い、それを賢く利用していくということは、自然と人間が共存して行く上でも重要なテーマであることは間違いなく、それは、いつの時代も変わらないものなのでしょう。

火と人間の歴史に思いを馳せ、普段何気なく使っている火に強烈な感謝を覚えた一日でした。

とても幸せなことです。

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