「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べ、よく休む」は人間の健康維持に必要な要素の核心を捉えている。
手道具を使って畑仕事をしていると、僕は体を動かすことで充実感に満たされるのだということを教えられます。
自然の中で頭と体をたっぷり動かし、畑の生物たちと戯れ遊び、ぐーぐーとお腹をすかせ、畑の旬をたっぷり味わい、ぐーぐーとよく眠る。
そんな日常のサイクルに、心身の健やかさが高まる実感があるからなのだろうと思います。
それを考えると、ドラコンボールの亀仙流の教え、「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べ、よく休む」、は、人間の健康維持に必要な要素の核心を捉えている気がします。
忙しくて眠る時間を削っていることや、食事や運動がおろそかになっていることを誇らしげに言う人にたまに出会いますが、これを健康の持続性に当てはめて考えるのであれば、「私はあまり健康的でなく、自分の健康管理ができていない可能性が高い」ということを言っているようなものですので、ことさら大きな声で主張するようなことでもなさそうな気がしています。
予防医療(健康増進含め)が、個人の生活の質(QOL)を高めるだけでなく、社会や地域で元気に活躍できる人を増やし、人間社会全体を活性化させる可能性も高い訳ですから、余計にそのように思います。
もちろん、現代は多くの人が暇を作りづらいような時代でもありそうなので、仕方がないケースも多々あるとは思いますけれど……
話しが逸れましたが、結局何が言いかったのかというと、「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べ、よく休むことは、人間の健やかさを育む上でかかせない基本要素なのであろう」ということです。
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