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じゃがいもはやっぱり粘土にむかない



今年はじゃがいもの作付け量を増やしたので、収量も大幅に増えていますが、その分、収穫に多くの時間を要してしまいました。



堀遅れと最近の大雨の影響からか、栽培土質によっては掘ってすぐに腐敗してしまうものも…



時に不利な状況でも良結果が得られることもありますが、大抵は相応の結果に落ち着きます。


選択と行動は結果の基礎である ということは、おそらく多くのことに当てはめられるのではないかと思います。


今年は実験で、水抜けのあまりよくない場所にもじゃがいもを植えてみたのですが、そこに作付けたものの多くが、上記の「栽培土質によっては~」で説明させてもらったような結果になっています。



やっぱりじゃがいもは、後の貯蔵期間も含めて考え、粘土っぽい所で育てない方がよいような気がします。


ただ、粘土質土壌をどうしても使わなければならないシーンが今後でてくるのであれば、早めに熟期を迎えるキタアカリや男爵などの早生系の品種に絞って、梅雨がくる前に完全に堀りきるようにします。

(今年は、粘土質土壌で、早生系のやつも堀遅れてしまい梅雨に入ってしまったのが大きな敗因理由なので)


じゃがいもを堀遅れてしまい、梅雨入りしてしまった場合の対策としてよく言われる、「無理に梅雨時期に掘ると傷みやすいので、もし間に合わなそうな時は、収穫を大幅に遅らせて、梅雨明け後の乾燥期に掘った方がよい」というのは、必ずしも全ての土壌に当てはまる訳ではなく、重たい土だと難しいことの方が多いように思います。





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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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