ヒヨドリ食害







■ヒヨドリが野菜にちょっかいを出し始める時期になりましたので、「ヒーヨ、ヒーヨ」の鳴き声が気になる季節になりました。

ヒヨドリの本来の食性は、昆虫や果実や花の蜜などですが、冬季に昆虫はほぼいませんし、秋に実った果実などは、他の動物や鳥にとっても大切な食物でもあり、競争率もとても激しいものです。

そういったこともあり、今の時期はヒヨドリの食べるものがとても少ない時期になります。

しかし、ヒヨドリは食物繊維を自力で分解してエネルギー変換できる技を持っている鳥ですので、上記であげたような食べものがなくなってくると、野菜に手を出し始めます。

「そろそろ防除の為にネットでも張ろうかな」とか思っていたら、一足遅かったようで、昨日、白菜がズタズタに食べられていました……。

とはいえ、まだそんなに大きな被害でもなかったので、昨日は慌てて、食べられてしまいそうなお野菜全てにネットを張ってきました。

もう少しすると椿の多くが開花する時期になりますが、ヒヨドリは椿の甘い蜜が好物ですので、椿が沢山咲き始めたら防除の手を緩めていこうと思います。

僕らのような仕事をしていると、この時期のヒヨドリは困った生物なのかもしれませんが、椿側の目線で考えると、昆虫の少ない今の時期に受粉を助けてくれるヒヨドリたちは、とても頼もしい存在なのかもしれませんね。

自然の中では、自分たちの知らない所で多くの命のやり取りが行われていて、その複雑なやり取りがあるからこそ、僕らの日々の生活が成り立っているのだと思います。

そういった根本的な部分への感謝を忘れずに、毎日を大切に過ごしていきたいものです。

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