夏野菜の定植期



トマト、なす、ピーマン、ナス科類の定植時期がやってきました。



先の予報を見る限り、もういつ植え付けても問題なさそうですので、今週~来週あたりで一気にやってしまおうと思います。



今年も問題なく夏野菜の育苗を終えることができ、いつもと変わらないリズムでその定植期を迎えられたことを嬉しく思っています。




人の関係でも出来事でも社会システムでも、目まぐるしい変化をひたすらに受け止め続けることを標準としてしまうような毎日を生きていると、「いつもと変わらない」ということに特別な贅沢感を覚えることがあります。



僕は「 ”いつもと同じ” ということの価値 ∝ 物事の変化量や複雑性の規模。」だと思っていて、常に変化を強いられているような時代だからこそ、いつもと変わらない日常を贅沢に感じたり、それに対しての感動を覚えやすいのだろうと考えています。


つまり、僕が「今日も変わらずに畑仕事ができることの喜び」とか「今日も家族や友人と会話ができる」のような、シンプルな感情に強烈に感激できるのは、情報や事象がコロコロと変化する、複雑で不確かな時代のお陰も少しはあるのかもしれないな……と思っているということです。



暗すぎたら明るさを欲したり、明るすぎたら暗さを欲したり、というようなことと同じような感じですね。



とはいえ、よくよく考えると、いつの時代も変化は常ですから、「いつもと変わらない」って、時代や場面や因果なんぞは全く関係なく、そこにフォーカスすることさえできれば、そのこと自体が物凄く価値の高いことなのかもしれない……とも感じています。



夏野菜の定植仕事、今年もいつもと変わらずに楽しみでなりません。





■最後に簡単に育苗用のポットのお話



うちは、夏野菜の苗作り用のポットに関しては、基本「7.5センチ」と「9センチ」のポットの2種類を使っています。


就農2〜3年目くらいまでは、「土の量を多めにして、しっかりと育てる」という考えを大切にしていたこともあり、12センチポットを使用していました。


これは、肥料を使わないので、土の総量で栄養量をカバーするという考えからそうしていました。



ところが、色々なサイズのポットで実験を繰り返してみたところ、若苗定植するのであれば、結構小さめのポットでも全く問題ないことに気づき、今では上記の2サイズが基本となっております。



育苗用の土を準備することって結構手間ですし、土自体の確保も大変なものですから、ポットのサイズが小さくても問題ないのであれば、それに越したことはないと思っています。



「さらに小さくいけないか??」ということで、36穴トレーの鉢上げなしでそのまま超小苗をダイレクトに畑に植え付けたこともありますが、カブラヤガなどのネキリ虫類の攻撃耐性があまりにも低いことから、安定感を重視し、今は最低でも6センチポット以上を選択するようにしています。



虫の少ない時期を狙えるのであれば、今でも確実に超小苗定植でいくんですけどね〜。


その気になれば虫の少ない状態を作ることはできるのかもしれませんが、僕の理想とする畑のデザインですと、なかなかそうもいかない部分も多いので、そこは間をとって考えていったという感じになります。




※ちなみに、なぜ夏でも、キャベツやレタスは超小苗のまま定植するのか??

というと、発芽が激早ですし、タネの単価も低いので、すぐにやり直しやすいということから、夏でもなんでも、いつでも超小苗定植なのです。


とはいえ、思い返してみれば、盛夏期は実は大して虫は気にならないか。




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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

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