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水やりの奥深さと面白さ
ここ数日の間に、まとまった雨をもらえましたので、ナスがグンと元気になりました。
キュウリと同じく、今年はナスにも水やりをしていましたが、全体的にキュウリよりも反応が鈍く、中には、水をあげても艶や収量がなかなか戻ってこない畝もありました。
作物ごとの根の深さや水分要求量、そもそもの土質など、反応の違う要因は様々でしょうが、「どこもかしこも同じように水をやっていればいいという訳でもない」という所に、水やりの奥深さと面白さを感じます。
連日の大雨を受け、水やり反応の鈍かったナスの畝がすっかり元気になっている姿を見て、反射的に、「あ〜、あんなもんじゃ全然足りなかったんだね〜」という独り言がボソリと出てしまいました。
水
農業は、良い意味でも悪い意味でも「自然にはかなわないな〜」と思うような場面に出くわすことの多い仕事です。
振り返ると厳しいことばかりが思い出されますが(笑)、今の所、恩恵の方が遥かに多いと思えています。
また、そのような場面に出くわすたびに、謙虚な気持ちで自然や物事を見つめなおすきっかけも生まれるので、学び深くていいなと思っています。
今年は秋ナスもよく採れそうです。