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鍬いらずのイモ植え付け







サツマイモの植え付けも完了し、秋までの仕込み仕事は大方終了しました。

サツマイモの植え付けは、毎年あれやこれやと手法を変えていますが、今年もまた新しい作付け方法にチャレンジしています。

今年は、生えている草の上に防草シートを敷いて一定期間おいておき(今回は2ヶ月くらい)、草や草根を腐熟させ、そこにダイレクトに植え付けていくという手法をとりました。


じゃがいもや里芋などもそうですが、芋類は作付け量が多いことから、今まで「草を刈り、鍬で植え床を整える」ということにかなり多くの時間を使っていました。 (枯れ草を倒して、そこに穴を開けて植え付けた年もありますが、それなりに出来はするものの、僕の中ではパフォーマンスの低い手法に分類されるので、それはおそらくもうやらないでしょう。)

ところが今回の方法だと、植え床を整えることにほぼ時間を使わないですし、僕の大切にしている「そこに生えている草の葉や根のエネルギーを活かすこと」や「地中の生物ネットワークを大きく掻き乱さない」という条件も満たす事ができるので、「今の自分にとって最も理想的な方法なのかもしれない??」と感じています。

写真は、現在収穫期真っ最中の春播き大根の条間に仕込んでおいた防草シートを剥がして、そのままサツマイモを植え付けた所です。

大根畝の草管理もでき、鍬いらずで良質な植え床も手に入れられる。

これでめちゃめちゃよくできたりしたら、労働生産性が劇的に飛躍することは間違いなしでしょう。

今回のこともそうですが、最近、自分の大切にしていることに対して妥協しないで生きていくための新アイデアがどんどん出てきます。

日々、自分の葛藤や積み重ねてきたことと丁寧に向き合っていくと、時に急激なチャクラ全開モードに突入することがありますが、どうやら今はその時期のようです♪

お芋たくさんなるといいな〜♪

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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