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長くトライし続けることの尊さ



先週から、少しづつサツマイモを堀り始めています。


今年も全体的によく出来ていて嬉しい限りです。


年を追うごとに良質度合いが増している気がしますし、コガネムシなどの虫被害も年々少なくなっていることから、作りやすさが向上していることを実感しています。


就農当初は「やっぱりフカフカに耕さないとうまく作れないものなのかな~?」とか、「草はあまり生やしすぎない方がいいのかな~??」などと考えてしまうくらいに、出来栄えにがっかりしたことも少なくありませんが、最近は、上記の通り好結果を受け続けているということもあり、ここ数年で「ふむふむ、イメージ通りにやり続けても大丈夫そうだぞ」と思うようになりました。



そのような確信を好奇心からの発動による実践の中で得られたことは、僕に大きな自信と前進力を与えてくれたような気がします。



果たして本当に意味があるのかどうなのかよく分からないことに力を尽くしていった結果、はじめて自分なりの解釈で自分にとっての意味を理解できた瞬間はとても素晴らしいもので、また、そこに到達するまでの一連のプロセスはとても価値の高いものだと感じています。


意味があるのかどうなのかをいくら考えても、それが未来の自分にとってどんな意味を持つのかなんて後になってみないと分からない、ということがよく理解できますしね。



継続することでしか得られない解釈や理解の尊さに触れると、長く何かにトライし続けることに厭わないメンタリティを持つことの価値に気付かされます。



継続することが必ずしも良い結果につながるという訳ではないと思いますが、手っ取り早く事を進められるような選択肢が山のようにある現代だからこそ、そのような視点や心を持つことを大切にしたいなと思いました。



今年は去年よりも干し芋が沢山作れそうですので、とても喜ばしい気持ちになっています。





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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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