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2016.8.12 本日出荷のお野菜セット





空芯菜、モロヘイヤ、ツルムラサキ、じゃがいも、ズッキーニ、ミニトマト(赤、黒)、中玉トマト


大玉トマト、ナス(丸ナス、水ナス、真黒ナス)、甘長唐辛子、ピーマン(2種のうちどちらか)


キュウリ(四葉、半白、地這)、オクラ、バジル、枝付き枝豆、ササゲ、大長ゴーヤ の中から9~13品。







今日はお野菜に新規の更新がありませんので、嬉しかった恵みの雨と定植のお話しをさせていただきます♪

一昨日、昨日とどっさりと雨の恵みをいただけました。

しばらく降りそうな様子を感じていなかったこともあり、思いがけないプレゼントをもらったような嬉しさでした。


去年のこの時期は、2週間以上まとまった雨がありませんでしたが、その時に無理に種播きした白菜や人参の発芽率が物凄く低くなってしまったことと、焦って無理に定植してしまったキャベツ類を半分くらい枯らしてしまったこともあり、「今年は雨がなかったとしても、焦らず、無理せずに作付けをして行こう」と少しゆとりを持って構えていました。

と、そんな所に今回のような急激な潤いのプレゼントでしたので、「このチャンスを逃すわけにはいくものか!!」と全てのスケジュールを変更して、昨日は定植作業にどっぷりと時間を費やしました(笑)


おかげ様で一気に一番手のキャベツ、カリフラワー、ブロッコリー類の定植を終了することができました。

去年とは違った意味で無理をしてしまったのかもしれませんが(笑)、去年と大きく違うのは、条件が整っていないのにも関わらずに焦って手を出してしまった無理ではないということですね。


この違いは後の作業内容にも大きく影響してくることなのではないかと思います。

天候によって大きく仕事の内容が変わっていく露地農業は、時に突発的な判断力と瞬発力を求められることがあります。


その時にどう動けるかということが後の結果に大きく響いてくるので、常に自然からのプレッシャーを受け続けているような感覚になることもありますが、そのプレッシャーは自分にとってはとても心地のよいもので、より自然と深く戯れられているような気にもさせてくれるものでもあります。


もっとも、自分にはその判断力も瞬発力も乏しかったりもするのですが………。


人にはどうにもできない自然の大きな力に翻弄されながらも、なんとかうまく溶け合っていけるように自然と戯れることを試み、その結果、自然の中のほんの少しの部分から、自分たちが生きていくために必要な恵みを与えてもらっているという農という生き方は、自分の「生きる価値」を確実に高めてくれているものです。


僕の幸せのテーマの一つに「より自然と深く戯れられるような生き方」というものがありますので、この感覚を覚えることができていることに心からの幸せを感じ、農と出会えて本当に良かったなーと思うのです。


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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
​同じような栽培方法に取り組まれている方々にとって、当園Blogが何かの参考になれたとしたら、それはとても嬉しいことです。
 

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