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端境期



一年の中で野菜が最も少ない季節がやってきました。


今時期は、春〜夏に採る予定の野菜の準備や管理に慌ただしい時期でもありますので、どこか気ぜわしい感じがあります。


端境期といえば、数年前、春の端境期についてのBLOGを書きました。


少し前、その記事に対し、「BLOGを読んで前に進む元気をもらえたから感謝を伝えたい」というメッセージをいただきました。


自分の書いたものが、見知らぬ誰かの前向きな力につながったということを知れたのは嬉しいことです。


こちらこそありがとうございます。という気持ちになります。


それを機にその記事を見返してみた所、その記事中で


「今の時期に露地野菜が少ないのは極自然なことですので、自ら露地栽培を選択している以上、採れるものが少ないことを憂いてもしかたがありません。


淡々と、今の時期でも育てられるものをきっちり収穫まで結びつけ、少ないながらも収穫できるものがあることをただひたすらに喜ぶだけです。」


というようなことが書かれていました。


しかし、そんなことを言っておきながら、現在もなんだかんだで心が慌ただしくなっているくらいですので、当時、そんなに平静でいられている訳がないということは、自分が一番よく知っています。


自分に言い聞かせるように書いていることが見え見えで、自分のことながら笑えてきます(笑)


過去に自分が書いたものを見返すと、自分の弱さや甘さをより俯瞰することができるので学びがあります。


何を表現するにしても、自分で自分のことを実態以上に良く見せようとしすぎないように気を付けないといけないなと切に思います。


※早春ブロッコリー、今日で終わりです。4月まで引っ張れると思いましたが、計画通りにはいきませんでした。


来年の課題です。


※本文中で紹介した過去記事リンクも張っておきます。よろしければ。




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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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