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亥の年







先日、イノシシにズッキーニを引き抜きまくられていました。(1畝が壊滅してしまいました)

そろそろズッキーニの畝を片付け、跡地に植えるレタスの畝作りの準備に取り掛かろうとしていた矢先の出来事だったので、「もしかして気持ちを察してくれたのかな??」と思ってしまうほどに、嘘みたいに出来すぎたタイミングでの襲撃に驚いています(笑)

これはもはや獣害というより手伝いに近いレベルですので、この度の出来事に「獣業」とでも名付けることにしましょう。


亥の年に相応しいイノシシの好プレーです(笑)

ただ、僕は深くまで耕さないことを大切にしながら農業を営んでいますので、そのあまりにもハードな堀跡に対し、「大事に育んできた植物の根穴構造や微生物のコロニーが壊れる〜」とか「土壌中の有機物の分解が急速に早まりすぎて、腐植の消耗が激しくなる〜」というようなことをあれやこれやと考えてしまいますが、まぁごぼうでも掘ったと思って気楽に考えるとしましょう。

それはそうと、イノシシは全然果実食べないですね〜。

これは地域性やイノシシの性格そのものによっても違うのかもしれませんが、うちの場合、イノシシに株は引き抜かれていても果実自体は食べられていないことが多く、株が引き抜かれた場所に関してはかなり深くまで掘られていることが多いので「イノシシはどちらかというと、果実よりも植物の根っこや地中の小さな生物の方が好きなのかもしれないな〜」と考えています。

皆さんの所はどうですか〜??

全然話は変わりますが、先日、うちの母に会った時に、「りんごのパウンドケーキを焼いたから、よかったら家族皆で食べて〜」と言われてケーキをいただきました。

その時の注意事項で「焼いた後に気づいたんだけど、砂糖を入れたかどうかの記憶が曖昧で、もしかしたら入っていないかもしれないから、甘みが足りなかったらハチミツとかで適当に補って〜」と言われました(笑)

僕は自分の母のこういう感じが結構好きです♪

また、贈り物という行為そのものの尊さが際立ったような感じもして、なんだか素敵な体験をさせてもらえたような気もしています(笑)

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
​同じような栽培方法に取り組まれている方々にとって、当園Blogが何かの参考になれたとしたら、それはとても嬉しいことです。
 

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