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半身萎凋病が少なくなった。



雨をもらってナスが艶を取り戻しました。

やはりナスは水のあるなしで状態が大分変わります。


昨年は半身萎凋病の大発生に悩まされて、この時期のナスがほとんど採れなかったのですが、今年は半身萎凋病がほとんど気になっていないので、内心かなりほっとしております。


うちは太陽熱消毒や、ふすまや米ぬかなどを使用した土壌還元消毒もしませんし、各種病原株も基本外に持ち出しませんから、病原菌が圃場で拡大し続けているのではないかと少し心配していましたが、あえて昨年と同じ所(病気激発エリア)で作付けたナスも影響がない所を見ると、その辺は特に問題ないようです。


日照不足や湿潤条件で発病が助長されるということを考えると、今年は雨が極端に少なかったこともあるのかな??

それとも、昨年、病気の進行を食い止める為に試しに投入してみた「えひめAI」が効いたのか…


結局、何が影響して改善したのかは全くよく分かりませんが、昨年の激発が嘘みたいに今年は平穏です。


自分が信じて行っている一つ一つのアクションが、菌の片寄った超拡大を食い止めるために有効な手段となれているとしたら、それはとても嬉しいことです。


今時期は、彼ら(半身萎凋病菌)の動きも鈍る時期ですが、これから秋にかけてまた動きが活発になってくる季節がやってきます。


今年はこのまま何事もなく逃げ切れると嬉しいな~。

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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