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新にんにく



以前予想した通り、ニンニク良い感じです。


今年の春は豊作ものが多いですし、作業パフォーマンスや収穫量などの安定感も高いです。


また一つ、自分のやっていることに自信が持てるようになってきました。


自信は、持ちすぎるのもよくないと思いますが、持たなすぎても前進する活力を得ることができませんので、日々、ある程度の上下変動があることは、とても豊かなことのように思います。



それはそうと、ニンニクのようなエネルギー要求量の高いお野菜に対し、あれこれと手を加えずとも実りを得られるようになっていることはとても嬉しいことです。


以前、有機物の補給を目的として畝間に草を生やしている というようなことを書きましたが、そのようなことを地道に長年続けてきた結果、現在の栽培のしやすさが生まれているのだとしたら、それはとても喜ばしい事実です。





◼️ニンニク収穫後の管理



例年は、ニンニクの収穫前に、その畝を挟みこむようにナス科やウリ科のお野菜を植えているのですが、今年は、ニンニクの掘り跡を使ってごぼうを播種しようと思います。


(ごぼうを播く時の植え溝を作る手間を省くため)

 



ニンニクは、自ら発する揮発性物質で多くの菌や微生物を死滅させる力を持っていると言われていて、その抗菌力や殺菌力から、天然の抗生物質などと表現されることもあるお野菜です。


実際、ニンニクの跡地にナス科やウリ科を植え付けると、ほぼ病気が気にならなくなる理由はそういうことなのかも??と想像できたりもします。


(ネギ属根圏には、病原菌抑止性を有する拮抗細菌があると言われていますが、必ずしも混植でなくともよいのではないかと考察しています)



そのような利点を感じていつつも、今年はなんとなく違う型を試してみたくなったので、ごぼうにしてみようと思っています。





それはそうと、天然の抗生物質ってすごいインパクトですね。


食べ過ぎると調子が悪くなるのもなんだか納得してしまいます(笑)



アルコールだって、カフェインだって、いわゆる量を取りすぎると健康を害してしまう可能性の高いものって、僕らをハイにしてくれる中毒性みたいなものを備えていることが多いような気がしますが、ニンニクも同じようなものなのかもしれませんね。   



新にんにくは、爽やかでみずみずしくて、香りもマイルドなのでついつい食べ過ぎてしまいがちなのですが、やっぱり食べ過ぎると胃腸が大変なことになってしまうので、今年も誘惑に負けないように気をつけようと思います(笑)


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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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